
星ゆたか

언더독: 전편
평균 3.5
2023.1.7 アンダードッグ(かませ犬)とは。 闘犬の調教として“自信を付けさせる”ために噛ませる弱い、引退した老犬。 転じて格闘技などで引き立て役として対戦させる弱い相手のこと。 足立神さん(72年生まれ)脚本。「百円の恋」(14)など。 武正晴さん(67年生まれ)監督。「嘘八百」シリーズ好評。 主題歌の石崎ひゅーいさん(84年生まれ)菅田将輝さんの「さよならエレジー」で話題。この人も私と同じ誕生日。 20年キネマ旬報ベスト4位。 この年は「スパイの妻」「海辺の映画館」「朝が来る」「本気のしるし」「37セカンズ」「罪の声」などが並ぶ。 森山未來さん(84年生まれ)主演男優賞。「ミッドナイトスワン」の草剪剛さんと接戦の末、「苦役列車」(12)に続いて二度目の受賞。 この森山未來さんと演じる夫婦の妻役の水川あさみさん(83年生まれ)も「喜劇・愛妻物語」で主演女優賞を受賞している。 主人公のかつての全日本チャンポンの末永(森山)に憧れてボクシングの世界に入ってきた元養護施設出身の不良青年役・大村は、北村匠海さん(97年生まれ)。実際に格闘技ファン自称。 そして大物俳優の二世タレントながら、鳴かず飛ばずの宮木役を勝地涼さん(86年生まれ)。キックボクシング愛好家。 前編はこの三人の中でも“宮木VS末永”のエキシビジョン試合がメインとなる。 しかし印象としては“ヘコレ合コン芸人”のボクサー挑戦という、TVバラエティ番組の企画ネタは、その後のメイン試合に続いて、彼の奮闘でこれはそれなりに見られるが無くてもいいと思う。その分減らして前編・後編合わせて二時間半位の映画で良かったのではないか。前後編合わせて四時間半以上の映画はやはり長い。 テレビドラマならいざ知らず。 むしろ主人公の父親(柄本明さん:48年生まれ)とのチャンピォンになるまでの日々の描写。あるいはボクサーの引退後の、生き方の選択の道を知らすような描写の方が見たいと思うが、それは脚本のせいなので仕方ないか。 しかしながら格闘技の闘争の男の世界だから、荒々しいのは当たり前かも知れないが。ボクシングジムの会長の元自前のチャンピォンに対する口調が、あまりにボロクソなのが私には痛々しい。ボクシングの世界だけでは生活出来ないので、風俗嬢の送迎の仕事までしている、かっての儲け主に対して。いくら心底では捨て切れない情はあるにしてもだ。 試合になると応援するんだから、この日頃の物言いがもう少し何とかならないものかと思った。しかし闘争心をいつも煽(あお)るような仕事場ではそんなもんなのか。