
とらんぬ

이보다 더 좋을 순 없다
평균 3.5
名作映画今更鑑賞シリーズ 名作と呼ばれる映画ってのは掴みから最高です。 もちろん最後まで最高でしたが。 物語創作の鉄板としてsave the catの法則(冒頭で猫を助ける優しい主人公)なんてものがありますが、本作は冒頭で犬をダストシュートにぶち込む。 しかも野良犬とかではなく隣人の犬という。 個人的に恋愛ストーリーって好きじゃないのであんまり乗り気でなく鑑賞し始めましたが、開始1分で心を掴まれました。 主人公はやばいおっさんだけどなんか良く分からんけどちょっと可愛いぞと。 撮り方も上手いんでしょうけど、ジャック・ニコルソンの演技がまた良いんでしょうね。 大物俳優って演技力もそうなんですけど、演技に説得力があるんですよ。それまでのキャリアが物語るんでしょうか。 このやばいけどちょっと可愛いおっさんがなんかやらかすぞと、楽しみになるんですよねぇ。 そして脇を固めるキャラクター陣もまた癖があるんですよね。 名作ってほんと無駄がないです。 主人公は嫌味なおっさんなんだけどその癖ある周りの人たちとの関係性の中でじわじわと中身が染み出してきて、それは凄まじい不器用さからくるもので我々皆んなが多少なりとも持ってるもの。 それがわかるにつれて主人公に頑張って欲しいといつの間にか応援していてストーリーの行く末をハラハラしながら観続けるんですね。 最後の幕引きも素晴らしいの一言でした。 もっとこの続きが見たい!と思わせた瞬間のエンディング。 文句ない名作です。 しかもちょこちょこ笑えるんですよね。 恋愛小説家の主人公がファンに女心の描き方が素晴らしいと言われ、描き方のコツ答えたシーン。 「男を土台にして理性と責任感を取り除けばいいんだ」 いや、サイテーなんですけど(笑) 観たことなければ是非観た方が良いです。 私と同じような恋愛第一線から退いて久しいおじ様諸兄には過去のトラウマにちょっと流れ弾が飛んでくるかもしれませんが。