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YOU

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5 years ago

4.5


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사운드 오브 메탈

영화 ・ 2019

평균 3.8

2021년 06월 01일에 봄

ダリウス・マーダーが監督・脚本を務めた、2019年公開のヒューマン・ドラマ。 デレク・シアンフランス監督の『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』に共同脚本として参加したダリウス・マーダーの初監督作となる本作では、ハードコアバンドのドラマーとして活動する中で突如難聴を患ってしまった主人公ルーベンの苦悩と葛藤が描かれます。本作は元々、原案・製作総指揮として名を連ねているデレク・シアンフランスが制作しかけていたもので、資金面の問題で断念されたシアンフランスの企画を、彼の盟友であり共に仕事をした経験もあるマーダーが惚れ込みアイデアを膨らませて完成させた作品だそう。言われてみれば、男女の実在感溢れるリアルな演出や、まるで”あの結末”を悟っていたかのように各々の人生の歩みを浮き彫りとする作りはシアンフランス作品とも共通していると思いました。ですがもちろん本作は独自の語り口や演出も全編に配されており、これはこれでまた違った傑作として仕上がっています。まず何より印象的なのは、「難聴患者が抱く不安や恐れ」「自分が社会から遮断されたような孤立感・疎外感」を観客に擬似体験させるような”音の演出”です。どの映画記事やレビューでも「イヤホン・ヘッドフォンでの鑑賞」が推奨されていたので自分もそれに倣って鑑賞しましたが、本作では聴覚が失われていく感覚や自分の声とそれ以外の音との差、補聴器を通して聴こえる音など”聴こえ方の表現”が全編通して拘り抜かれている為、確かに作品への没入度や難聴に対する理解は普通に観るよりも何倍も深まると思います。充実した日々を送っていたつもりが「突如として人生の瀬戸際に立たされてしまう」、これはいつ、どこで、誰にでも起こりうる事ですし、主人公ルーベンが直面する岐路は実際にコロナ禍で生活が激変した人々の心境とも重ねられると思います。空間や周囲の音などが冒頭と非常に対を為す本作のラストシーンは、”人生の再スタート”に対する全肯定とそこに秘められた大きな可能性を感じさせる、非常にポジティブで勇気を貰えるような締め括りでした。 『ブルーバレンタイン』とは真逆で、2人は全く悪くない上に今でも互いを尊重し合っているからこそ、あのラストがより一層切ないです。『ブルーに生まれついて』然り、『ボヘミアン・ラプソディ』然り、想い合っているにも関わらず”ある決定的な要因”によって関係を絶たざるを得なくなり、”そっと別れを告げる”シーン、毎回胸を締め付けられますが自分はああいうシーンが大好物です。「そっとお別れ部門」にまた新たな傑作が生まれたように思います。更に本作は前述したような清々しいラストシーンも用意されており、非常に上品な後味を残します。これはかなり自分好みの一作でした!また観直しては泣かされようかと思います。ヘッドフォン推奨! 大学に泊まり込みでスタジオ練習してた時は耳がぶっ壊れそうだった。何時間も立ちっぱなしで足も肩も痛いし、あんなのずっと続けてたら寿命縮むわ。