코멘트
2020年48本目は、日本でも大流行の脱出ゲームが全力で殺しにかかってきます『エスケープルーム』。 ------------------------------------------------------------ 賞金がわずか100万にも関わらず、これだけ多くの参加者がこぞって集まってくるのが妙に生々しいこのゲーム。テイストはヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『キューブ』に近いですが、最初は灼熱地獄→第2ラウンドは氷結地獄…とバラエティ色豊かですし、脱出するための方法も様々でとてつもない「広がり」を感じます。1つの建物の中を似たような景色で延々とぐるぐるさせられたり、1つの部屋に閉じ込められたまま終わりを迎えるのが当たり前だった従来のデスゲームとは、見せ方が明らかに違います。 ------------------------------------------------------------ 本作は全米でも大ヒットを飛ばし既に続編が4月に公開予定なんですけど、狭い世界に人を閉じ込めて脅かす「ソリッドシチュエーション・スリラー」はこれを機に1つの終わりを迎えたかもしれません。今後はいかに広大な世界で人を脅かすのかが問われる、「オープンワールド・スリラー」の時代になりそうです。一方で終盤になるにつれてネタ切れ感は否めず、最終ラウンドが近づくほどゲームの内容が薄く適当になってしまうのが残念でした。 ------------------------------------------------------------ また、参加者が集められた理由がどこにでもある使い回しの話でしかなく、最後はお決まりの流れを繰り返しているだけで本当に面白くなかったです。最初の1時間で完全にガス欠状態になってしまうのでストレートにお勧めしにくいのですが、続編では挽回できることを願います。
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