
てっぺい

무파사: 라이온 킹
평균 3.5
2024년 12월 21일에 봄
【におう映画】 前作からさらに増した“超実写”映像美に息を呑む。“におい”の視点でライオンの能力を掘り下げ、愛と憎しみ、そして再会の構成に組み立て、そして前作をもまとめる、その脚本力が光る。 ◆トリビア ○監督は『ライオン・キング』を155回観たと豪語する。本作で登場する、崖のシーンの前作との対比を筆頭に、シリーズファンに刺さるシーンが満載なのは、そんな製作陣の作品愛によるもの。(https://www.cinematoday.jp/page/A0009390) ○ 監督を引き受ける大きな決め手となったのは脚本だったと話すジェンキンスは「(“ヴィラン”スカーになる前の)タカの純粋さ、彼らの絆、ふたりがどのように通じ合っていくのかといったことを探求するのは、本当に素晴らしいことだと思いました」と述懐する。(https://natalie.mu/eiga/news/600824) 〇本作には、前作を手掛けた同じアニメーターたちが参加。監督は、前作の教訓を本作に生かし、さらに先に進むことができたという。「僕たちは、観客が理解できる新しい視覚的文法を生みだしたかったんです。」(https://moviewalker.jp/news/article/1232265/) ○ 「タカはリーダーとはどういう存在かを探っているんだと思います」と、タカを演じたケルビン・ハリソン・ジュニアは分析する。「ですからタカが想像する“完璧な世界”をまず思い描いてから、それを成し遂げようとする姿を演じるようにしました」(https://lp.p.pia.jp/article/news/408626/index.html) ○ キロスの声を演じたマッツ・ミケルセンは、数多くの作品で悪役を務めてきたが悪役ライオンは初。普段から動物のドキュメンタリー番組を観ているといい「ライオンがどのように行動するかについては、かなり詳しいです。(研究する)必要はありませんでした」と自信をのぞかせる。(https://www.cinematoday.jp/news/N0146251) ○ マッツは普段人前で歌う事がなく、歌唱シーンは「最大の挑戦」だったという。ボーカルコーチの指導を受けながら準備したそうで「(コーチは)素晴らしいアドバイスをしてくれました。僕が知らないテクニックもありました」と新たな発見もあったという。(https://www.cinematoday.jp/news/N0146251) ○字幕版でナラ役を務めるのは、世界の歌姫ビヨンセ。シンバとナラの娘キアラ役で親子共演を果たすのはビヨンセの愛娘ブルー・アイビー・カーター。(https://www.disney.co.jp/movie/lionking-mufasa/news/20241210_01) 〇収録時の舞台裏映像には、ブルーが「じっと見ないでよ」といい、ビヨンセが、「ごめん、あなたがあまりにも美しいから」と答える場面も。「自分の仕事をこなすのが本当に難しかったです。それが自分の子だなんて信じられなくて」と、ビヨンセは目に涙を浮かべながら語っている。(https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/144403/2) ○前作でムファサの声を演じたジェームズ・アール・ジョーンズは24年9月に逝去。ダースベイダーの声優としても有名だった。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ジェームズ・アール・ジョーンズ) 〇吹替版でムファサの声を演じた尾上右近は、声優初挑戦。オーディションには、可能な限りの声のパターンを用意し、ひたすら歌の練習もしたという。「オーディションを受けるということも公言できないので、誰にも見えないように影の努力をしていました。」(https://eiga.com/movie/101738/interview/) ○ 吹替版でキロスの声を演じた渡辺謙は、役をオーディションで勝ち取り、ディズニー映画初参加。字幕版でキロス役を演じるマッツ・ミケルセンの演じ方を参考にし「キロスはただの悪役ではなく、彼が守ろうとしているものに対してぶつかってきたものを跳ね飛ばしていくという役にしようと思いました」と語る。(https://www.disney.co.jp/movie/lionking-mufasa/news/20241021_01) ○ 渡辺謙は、歌唱シーンがそもそも英語のものを日本語に変え、リップを合わせ、アフリカンサウンドのビートに乗り、譜割り通りに歌い、さらにそこにキロスの恐ろしさを表現するという難易度に戸惑ったという。「大変でしたよ(苦笑)。」(https://kansai.pia.co.jp/interview/cinema/2024-12/lionking-mufasa.html) ○ 吹替版でタカの声を演じた松田元太は、役作りで誰もいないところで吠える練習をしたという。また、ツアーの本番1時間前に合格の知らせを聞いたといい「その日のファンサービスがずっとライオンの手になってました!」(https://www.disney.co.jp/movie/lionking-mufasa/news/20241129_01) 〇松田はオーディションに向けて、人生で一番口を動かしたというほど、滑舌の練習をしたという。「家ではもちろん、外に出た時もマスクの下では滑舌の練習をしていました。」(https://eiga.com/movie/101738/interview/) ○前作の『ライオン・キング』('19)はディズニー映画で世界歴代映画興収No.1となる約16.6億ドルを記録した。(https://www.disney.co.jp/movie/lionking-mufasa/news/20241212_01) 〇「ライオン・キング」は、アニメ、ミュージカル、超実写版などすべての興行収入を合算すると興行収入78億ドル(約1兆1800億円)となり、全エンタメでNo.1となる。(https://eiga.com/movie/101738/special/) 〇前作のサウンドトラックはアニメーション史上No.1の売り上げ“1500万枚”。公開年のアカデミー賞では歌曲賞と作曲賞を獲得した。(https://eiga.com/movie/101738/special/) 〇ミュージカル版「ライオン・キング」は、日本の演劇史上No.1の観客動員数を記録、公演回数1万回を突破した。(https://eiga.com/movie/101738/special/) ◆概要 同名の名作ディズニーアニメを“超実写映画”化した2019年製作の「ライオン・キング」の前日譚。 【脚本】 「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」ジェフ・ナサンソン 【監督】 「ムーンライト」バリー・ジェンキンス 【声の出演】 (字幕版) 「オールド」アーロン・ピエール 「WAVES ウェイブス」ケルビン・ハリソン・Jr. 「フェイブルマンズ」セス・ローゲン ドナルド・グローヴァー 「007/カジノ・ロワイヤル」マッツ・ミケルセン ビヨンセ・ノウルズ=カーター (吹替版) 尾上右近、松田元太(Travis Japan)、渡辺謙、佐藤二朗、亜生(ミキ)、駒谷昌男、MARIA-E、賀来賢人、門山葉子、吉原光夫、和音美桜(吉原と和音は実の夫婦。劇中ではムファサの両親役で共演) 【音楽】 「モアナと伝説の海」リン=マニュエル・ミランダ 【公開】2024年12月20日 【上映時間】118分 ◆ストーリー 息子シンバを命がけで守ったムファサ王。かつて孤児だったムファサの運命を変えたのは、後に彼の命を奪うスカーとの出会いだった。両親を亡くしひとりさまよっていた幼き日のムファサは、王家の血を引く思いやりに満ちたライオン、タカ(後のスカー)に救われる。血のつながりを超えて兄弟の絆で結ばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指してアフリカ横断の旅に出る。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆ムファサ・キアラ “空を見上げればそこに私はいる”と前作のムファサの画が続き、その声を演じた“ジェームズ・アール・ジョーンズを偲んで”、とクレジットが乗る冒頭。作品関係者の故人がエンドロール前にクレジットされる事は多いが冒頭は珍しい。それだけ作品に関わりの強かった人物であり、製作陣の故人への想いの強さもここで感じられる(ラストでもこのシーンが効いてくる)。そして現代のシンバ、ナラ、そしてキアラが登場。振り返ればこの新しい命の目線で本作は紡がれ、ラストではムファサを偲ぶ重要な役割を担う。ムファサの物語でありながら、本作ではキアラがもう1人の主人公的な存在だった。 ◆映像美 前作でもその“超実写”の映像美に息を呑んだが、本作ではよりその破壊力がマシマシ。前作と違い緑が多く、その草木が風や動物によって揺れる細かい描写が緻密(プライドランドのあの大木が風に揺れる描写も目を見張る)。俯瞰の画には広く大地や草木が描かれ、雲の形ひとつ取っても実にリアル。こちらも前作になかった水の描写にいたっては、洪水や滝のしぶきしかり、ムファサの足が入ることで揺れる水面の描写も実に細かくリアル。幼いムファサが木に乗り流されるシーンの、水中と水上を行き来する映像にもしびれた。前作で実写にこだわるあまりにディズニーらしい表情の豊かさ不足を指摘された(らしい)ためか、今作の動物たちの表情は非常に豊か。前作と同じアニメーター達で、前回の反省点を生かしたというその意気込みが十二分に映像から伝わってきた。 ◆ラスト スカーの目の傷がいかにしてついたのか、そしてなぜスカーと呼ばれるようになったのかが明かされるラスト。前作でスカーがムファサの命を奪うシーンを想起させる場面も2箇所もあり、155回前作を鑑賞したという監督の作品愛も伝わってくる。ライオンの能力を“におい”の視点で掘り下げ、“におい”でナラとムファサの心を繋ぎ、さらにそれが“におい”の力に欠けるタカとの決別に繋がり、ラストでは生き別れた母と“におい”を通じて再会を果たす、そんな脚本も美しい。最後にはナラが新しい命を連れてくる伏線回収のおまけつき。キアラの咆哮がムファサの咆哮とシンクロしていく描写は、命の輪(サークル・オブ・ライフ)が、その横軸である本来の意味(食物連鎖)に加え、縦軸となる命の“継承”という意味での表現であるように思えた。また同時に、キアラの目線で紡がれた本作は、“空を見上げて”ムファサを想うキアラがラストカット。それは、冒頭でもムファサの亡き声優を偲んだ製作陣の、故人への想いを乗せた描写に他ならないと思った。 ◆関連作品 ○「ライオン・キング」('19) 前作。“超実写”の映像美が見事。ディズニープラス配信中。 ◆評価(2024年12月20日現在) Filmarks:★×4.0 Yahoo!検索:★×3.6 映画.com:★×4.5 引用元 https://eiga.com/movie/101738/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ライオン・キング:ムファサ