
ジュネ
9 years ago

명탐정 코난: 진홍의 연가
평균 3.6
「福家警部補シリーズ」で知られる推理小説家、大倉崇裕氏が脚本を手がけた名探偵コナンの劇場版第21作。久しぶりに主人公として登場する服部平次とコナンのタッグによる推理劇、いつもに比べ控え目ながらも見所として用意されたアクションシーンや爆発、新キャラクター大岡紅葉と和葉の「かるた」による激闘が生む青春ラブコメ要素…と相変わらず盛りだくさんな内容ですが、そのどれもが適度に楽しめバランスが取れた一作だと思います。 これは悪く言えば、そのどれもが平板で突き抜けた魅力を発揮しきれていないということでもあります。特に新キャラの大岡紅葉をあまりに立たせようとした結果、予想以上に平次を賭けたカルタ取りの下りが多く、まるで火サス版『ちはやふる』を見せられている気になりました。 これによって核とすべき平次とコナンによる推理ショーがおざなりになり、大事な事件のポイントは登場人物が出てきては「実はこうでした、ああでした」と説明的に語るだけで、何故そうなったのかの過程が完全に端折られています。 同じ推理小説家である野沢尚氏が脚本担当の第6作、『ベイカー路地の亡霊』に比べると残念ながら大分劣る一作だと思います。