
cocoa

도희야
평균 3.5
ずっと気になっていた韓国映画「私の少女」をやっと観ました。 ソウルのエリート警察官だったイ・ヨンナムはあることから海辺の小さな村に左遷されて来た。 ヨンナムを演じるのは「空気人形」でお馴染みのぺ・ドゥナ。 村には継父や祖母から激しい暴力を受けている14歳のソン・ドヒの姿があった。 ドヒ役は「冬の小鳥」の時から天才子役の印象が強かったキム・セロン! この2人が主役となります。 いつもいじめられていて、家でも虐待を受けているドヒの姿は最初は同情してしまいそう。 子どもに暴力はいけない!と家族に毅然と忠告するヨンナム。 放っておけない気持ちからヨンナムの部屋にドヒを保護する辺りから、何だか不穏な空気が漂います。 ドヒ役のキム・セロンがあまりにもうますぎて、祖母の転落死の時も指紋を取られるシーンにドキドキしてしまうのは先入観からか。 ソウル時代の彼女(!)がヨンナムを追って会いに来た時も敵視するドヒの表情にはゾクッとします。 だんだんヨンナムに執着するドヒの描写はミステリーのようでした。 性的虐待で思わぬ逮捕をされるヨンナム。 ドヒの仕掛けた罠で逮捕される継父。 ドヒが女性2人に事情を聞かれて人形相手に説明するシーンはちょっと「偽りなき者」を彷彿させられました。 ラストの展開は、若い男性警官が「小さな怪物」と言わなければヨンナムは戻らなかったのかも。 結局、タイトルのように少女ドヒの元に戻ったのですが、これから2人はどうなるのか。 2人の未来はちょっとの事で崩壊する危うい関係に思えてしまった。 いろんな考察を後から読むと「お互いのために強くなり、過酷な運命を切り開こうとする2人」と言う注釈がありましたが、素直にそうは思えない。 あそこまで怪しい少女像を見事に演じたキム・セロンに圧倒された作品でした。 女性のチョン・ジュリ監督の初めての長編映画とのこと。 女性陣の力が溢れた作品でした。