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星ゆたか

星ゆたか

3 years ago

3.0


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체실 비치에서

영화 ・ 2017

평균 3.1

2023.7.1 「つぐない」(07)などでもお馴染みの英国の文学者、イアン・マキューアン氏(48年英国出身)原作「初夜」の映画化。 イギリスの文学賞のブッカー賞でその年の年間最終候補に、この作品も 「つぐない」同様なっているそうです。 ドミニク・クック(66年英国出身)監督の長編デビュー作品。 主演はその「つぐない」で注目され、以降華々しい活躍のシアーシャ・ローナン(94年米国出身)さんと、期待のビリー・ハウル(89年英国出身)さん。 物語は1962年から2007年の間の二人の男女の出逢いと別れ、そして各々の人生の晩年の有り様までを描いている。 62年の夏、保守的な空気の漂うロンドン。若者の間では米国の黒人歌手🎤 チャック・ベリーの音楽も人気の中で。 音楽の才能豊かな若きバイオリストの 娘フローレンスと。 同じく歴史の学科で〔優〕をとり学者を目指す青年エドワードとは会った瞬間、 二人は共に恋に落ち。 人生を共に歩むことを決意する。 映画の中心はめでたく結婚式を済ませ、ハネムーンに訪れた。 風光明媚なドーセット州チェジルビーチのホテルで迎える。 緊張と興奮の“初夜”の出来事前後の様子を。 二人の家庭環境、特にフローレンスは 威圧的な両親との関係。 エドワードの方は脳の病を持つ母親の 奇妙な言動との関わりなどを中心に。 それぞれ彼らの家族との間で。 それは時に妹であったり、彼らと同じように問題の父親と母親に接する他の身内の複雑な関係として描く場面を。 実に丁寧に細かい描写を流れる映像で。 その“今の”時間に、“過去の”事情として挟みつつ展開していく。 映画の脚本も原作者の手による物で。 その辺はさすが文学賞の対象の評価にふさわしい内容と感じさせる所です。 だからなお一層、何故彼らは、こんなにも好きで離れ難い間柄なのに。 しかも家族にも賛成され。 《幸せ》な人生に歩み進めなかったのだろうか?と。 感慨無量な思いにおちいりました。 どちらの二人も真面目で。 音楽と歴史という専門分野についてはお得意でも、性に関わることには疎く。 特に女性の方が過度の緊張と興奮状態で、やはり慣れない男性の失敗を。 冷静に現実の乗り越えられる、何でもない出来事として受け入れられず。 『私は不感症の性的問題女だから、結婚生活はするけどセックスは他の女性と』などと。 結論を急ぎ過ぎ、自信喪失の彼に “宣言”してしまうから。 普通なら時の流れの中で“笑い話”になってしまう経験を。 見逃せなくなって、そこで右と左の別れ道を、お互い進むことになってしまう。 実際この後、十数年後失意の男性の前に表れたのは。 彼女の幼い娘との出会いという。 過去の彼女の失敗を、彼女自身が乗り越えた結果の証拠の存在なのだから。 何もあんなこと思ったり、言ったりしなければ。 遣り過ごせる日常の体験に過ぎなかったのにだ。 やはりその辺が一般的な状況でない、 あの時代の若さ故の思考・感情・過多な人間の陥り安い、回り道なのかも。 でもその結果望むべき道に戻れなくなってしまうこともあるというのがこの物語だ。 けれどさらにその二十数年後。 彼女は三人の子供と五人の孫に恵まれて、バイオリストとしてもまずまずの成功をしている様子だったというのが この語り噺(はなし)で。 それに比べ男性の方は。 女性よりそれほど家庭的幸せに恵まれているようでもないのは実に残念だ。 でも時にその結果が男女真逆の場合 もあれば。 互いに二人とも幸せになれない場合 もある。 ただ考え方によると。 運命の相手とはこの世において必ずしも一人ということでなく。 例えばA,1、A,2、A,3 といった具合に。同じ魂の波長のお相手は複数存在していて。 過去の経験の記憶として、その都度出会う相手との出来事が現世では、その人の知恵になる場合もあると。 それはちょうど、何かの事情で自分の その運命のお相手が。 人生半ばで死んでしまった場合。 その人はその後一生幸せになれないかと言えばそうでないことを意味する。 良く言われるが、宿命は変えられないが、運命はその人の考え方、行動次第で変えられるということだろう。