
てっぺい

그랑 메종 파리
평균 3.5
2025년 01월 04일에 봄
【食べる映画】 困難を乗り越え作り上げる料理という“心理的美味”の隠し味。映像と音で”直感的美味”を叩き込まれ、さらにとある“スペシャリテ”演出が加わり出来上がる最強のフルコース映画を召し上がれ。 ★トリビア ○尾花夏樹はバナナ、早見倫子はみりんなど、登場人物はそれぞれ名前に“食”に関するキーワードが入っている。(https://x.com/gurame_tbs/status/1873346931839389905) ○木村拓哉は本作の撮影に際して、“パリにいる日本人”をイメージし自身初の金髪に挑戦。のちにパリで三つ星を取った日本人シェフの同じく金髪のヘアスタイルを検索で見つけて、思わずスマホを落としそうになったという。(https://screenonline.jp/_ct/17735318) ○ フランス語で言う「望めば叶う」は、フランス語を覚えたい木村をよそに、スタッフが1番に教えたセリフにない言葉で「1番の軸にもなりました」と木村は振り返る。とあるシーンでその言葉が思わず口から出たが、カットされず使われていたという。(https://mdpr.jp/interview/4457811) ○ 苦労したのはフランス語を覚えることだけではなく、フランス語で感情を伝えることだったという。「実際に撮影していると、このセリフもいるよねっていうのがゴロゴロ出てくる。出てきたら、それを尾花としてのワードのチョイスをしないといけないんですよね。本当にそれは現場で全員があがいていました。」(https://mdpr.jp/interview/detail/4457811) ○劇中の爆破シーンは、撮影本番で予想外の爆発が起こったという。木村は、事前に説明を受けていた範囲を大幅に超え、自身の手の指の付け根あたりまで火が届いていたと話した。(https://mdpr.jp/news/detail/4462625) ○倫子を演じた鈴木京香は、公開初日の舞台挨拶で言葉を詰まらせて感涙。「ちょっと体力に不安があるときがあった。でも、木村さんはじめ素敵なキャストのみなさんに気を遣ってもらいながら撮影を進めた映画だった」と振り返る。鈴木は昨年5月、体調不良により主演が決まっていたフジテレビ系ドラマを降板し、療養のための休養していた。(https://nordot.app/1246343539599737602) ○ 正門良規が演じた小暮のヘアスタイルは、とにかく爆発させたいという監督のこだわりだという。「僕がすごく真面目そうに見えるということで、爆発がテーマでセットしてもらってました」(https://screenonline.jp/_ct/17735318) ○ 映画冒頭のガラディナーの会場として、フランスの老舗ハイジュエリーブランド「ブシュロン」本店が登場。尾花の師匠が経営する、螺旋階段が印象的な由緒ある三つ星レストランのシーンは、パリ16区にある、ロシア・スラヴ系のフランス料理を提供するレストラン「メゾン・レヴカ」で撮影された。(https://moviewalker.jp/news/article/1234527/p2) ○ドラマ版で尾花がシェフを務めた「エスコフィユ」は、実在のシェフ「オーギュスト・エスコフィユ」に由来。20世紀初頭に活躍し「近代フランス料理の皇帝」と呼ばれ、厨房での役割分担の構築、コース料理スタイルの確立など、現代フランス料理の礎を作り出した人物。(https://www.oricon.co.jp/article/1031898/) ○本作の料理監修は、2020年に、アジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフ。5年経った今でも、ミシュランガイド・フランスでのアジア人店舗の三つ星は「Restaurant KEI」1店舗のみ。(https://grandmaison-project.jp/movie/) ○ 劇中で相沢が手掛ける「庭園風季節のサラダ」は、小林シェフの実際の代表作であり、「Restaurant KEI」のスペシャリテ。尾花自ら盛り付ける「魚のうろこ焼き」や、ユアンによるメレンゲとクリームのデザート「ヴァシュラン」も同店の有名な一皿。(https://moviewalker.jp/news/article/1234527/) ○ 本作の料理監修に参加した料理評論家の服部幸應が2024年10月に逝去。木村は本作に限らず「SMAP×SMAP」等の番組でもサポートを受けていたという。(https://www.cinematoday.jp/news/N0146703) ○本作は2024年12月29日にSPドラマを放送、30日から公開。これは、同様に2021年のTBS系日曜ドラマ枠で、29日にSPドラマを編成し30日に公開して興行的成功を収めた「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」のスタイルを踏襲している。(https://eiga.com/extra/hosono/262/) ★概要 2019年放送のテレビドラマ「グランメゾン東京」の続編となる映画版。 【監督】 「アンナチュラル」塚原あゆ子(ドラマに引き続き担当) 【出演】 木村拓哉、鈴木京香、オク・テギョン(2PM)、正門良規(Aぇ! group)、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、寛一郎、吉谷彩子、中村アン、冨永愛、及川光博、沢村一樹 【料理監修】 小林圭(実際にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」のシェフ) 【Cheering Song】山下達郎「Santé」 【公開】2024年12月30日 【上映時間】117分 ★ストーリー レストラン「グランメゾン東京」が日本で三つ星を獲得してから時が過ぎた。尾花夏樹と早見倫子はフランス料理の本場パリに新店舗「グランメゾン・パリ」を立ち上げ、アジア人初となるミシュラン三つ星獲得を目指して奮闘していたが、異国の地のシェフにとっては満足のいく食材を手に入れることすら難しく、結果を出せない日々が続いていた。そんなある日、ガラディナーでの失態が原因で、尾花はかつての師と「次のミシュランで三つ星を獲れなければ、店を辞めフランスから出ていく」という約束をしてしまう。 ★ ★以下ネタバレ ★ ★三つ星 舞台はパリ。ミシュランからの電話が鳴り、店が二つ星止まりである事が尾花に伝えられる冒頭。ドラマでも一貫してこの“星”を目標に切磋琢磨する人間ドラマが、本作でも明確にここで記されていた。通して、そんな星を巡るドラマに本作で加えられたエッセンスは“外国人シェフ”である事の苦悩。急遽食材を変更するに至るほど、良質な食材を手に入れられず、それがキッチンの不和に繋がっていく。印象的だったのは、キャビア店店主の“フランス人が東京で寿司店を開いても成功しない”という言葉。日本に置き換えてみれば分かりやすく、日本人、ひいては本作ではアジア人がフレンチで成功する事の困難が重々しく描かれていた。同時にこの困難が、ユアンとの結束、キッチンのチームが団結していく振りかぶりとしても効いており、終わってみれば爽快感も残る清々しい作品だった。 ★フルコース 尾花達チームが一丸となってルイ・ブランカン達にコースを提供するシーンが本作の何よりのスペシャリテ。日本の醤油を使ったスターターから、韓国、マレーシア、その他世界各国の食材を使い、工夫の詰まった目にも鮮やかな料理が次々と提供され、ワクワク感が続く。食材を切る包丁音、パイ生地を切るナイフ音、あるいはその咀嚼音まで、“音”でもその食の豊かさが伝わるよう(自分はIMAXだったのでなおさら)。極め付けは、リンダによる“ナレーション”。“世界の美食家”がその極上レビューを映像に合わせて読む事で、料理の美味しさが映像としても音としても言葉としても伝わってくる感覚。映画としてこれ以上のものはない“最強のフルコース”だと思った。ちなみに相沢が手がけたサラダや尾花の魚のうろこ焼き、ユアンのデザートは本作を監修した日本人シェフによる実際のパリの三つ星店で提供されているというのだから、本作を見た誰もが自分と同じくいつか食してみたいと思ったはず。 ★ラスト そんなフルコースのあと、ルイから“四つ星”評価を受けたじろぐ尾花。思えば、ドラマシリーズのラストで“世界に眠る食材で世界中の星をかっさらう”と尾花は豪語していた。本作において、世界の食材によるフルコースで星を獲得した事は、つまりある意味その野望を達成したわけで、見事なドラマの伏線回収。冒頭と同じく“星”についてのラストカットで挟んだ本作は、振り返ればやはり“星”にこだわった料理人の人間ドラマだった。木村拓哉がラストでアドリブで入れたというフランス語“望めば叶う”は、言葉を覚えたい演者をよそに、言語スタッフが1番に教えた台本にないフランス語だったそう。大量の言語を体得する必要がある困難な役作りの中、彼から思わず出た言葉はおそらく本作の真髄であり、それをカットせず生かした製作陣も粋。エンドロールでチームが私服で食事をしていたのは、おそらく尾花が木暮から受けた“皆んなで食べる”アドバイスの結果。チームとして、もはや家族のようなメンバーが集まった三つ星店。最後に飾られたミシュラン盾にはそれぞれのメンバーの写真と、中心にはワキに手を入れる“尾花ポーズ”の尾花が。シリーズの締めくくりで、目標とした星以外にも大切なものを手に入れたような、暖かいエンドロールだった。 ★関連作品 ○「グランメゾン東京」 2019年放送のドラマシリーズ。全11話。Netflix配信中。 ○「スペシャルドラマ グランメゾン東京」 その後を描いた単発ドラマ。TVer配信中。 ★評価(2024年12月30日時点) Filmarks:★×4.0 Yahoo!検索:★×4.2 映画.com:★×3.9 引用元 https://eiga.com/movie/101893/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/グランメゾン東京