
cocoa

트레인 드리아버스 다이어리
평균 3.4
ほのぼの系のドラマを想像していたら、まったく真逆のブラック・コメディでした。 セルビアとクロアチアの合作となれば、何となく分かる部分もあります。 定年が近い60歳の鉄道運転士イリヤは養子シーマを一人で立派に育て上げていた。 そもそも10歳だったシーマを鉄橋の線路上で保護したのですが、シーマはいつの間にか父のような鉄道運転士になることを夢見ていた。 イリヤ自身は轢殺事故を28件起こしていて、先祖代々から70件超の積み重ねをしている。 イリヤの運転席での日常が非常におかしい。 傍らに愛犬ロッコを座らせ、何か食べたり何かを読みながらの運転って…。 無線で入る指示も「信号が壊れている。赤は緑と見なしてくれ。」とあり得ない内容。 鉄道運転士をやりたいシーマに最初は反対していたイリヤだが、結局認めることに。 そして「人を轢いて一人前」の持論はイリヤだけでなく隣人や運転士仲間の常識ってところがお国柄を示しているかな。 世界にたくさんの国や地域がある中で、内戦や政情不安の長かったセルビアの「命の価値」によそからは何も言えないけど。 無事故でいることが悪いことなのか、いつの間にかシーマは初事故を起こせなくてパニックになるのです。 そして初事故の犠牲者が同じ運転士の「リューバの野郎」って…。 事故を起こしたイリヤとシーマ親子の安堵、この辺はとてもシニカルでシュールな展開でした。 そしてイリヤの家系では轢殺事故の犠牲者がさらにカウントされていくだろう、そんな今後が確実に見える不思議な作品でした。 愛犬ロッコの犬種は何だろう? 車両を改造した隣人シーダの住宅が何だか住みやすそうでした。 この隣人シーダの息子をかつて轢いたのがイリヤだったと言うのが一番シュール。