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【霊界との垣根をも超える夫婦愛】 黄泉の国の映像美が素晴らしい。2時間それだけでもいいと思える程笑。また、“霊界と交錯する”この映画の世界観にいつのまにかどっぷりハマりながら、揺るぎない夫婦愛に心温まる。 ◆ 『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』山崎貴が監督。「三丁目の夕日」の西岸良平原作、累計発行部数1000万部のベストセラー「鎌倉ものがたり」の映画化。 出演は堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラなど実力派がずらり。 ◆ まずすごいのはVFX。黄泉の国の世界の美しさが素晴らしい。列車が空を走る黄泉のシーンはとても美しくて、恐らくあれだけで2時間見れる笑。邦画でも、あれだけの映像美を作れるのだと感動した。 内容も、夫婦愛の強さ、絆を丁寧に描いていて、あたたかい気持ちになれる。正和(堺雅人)が亜希子(高畑充希)との出会いを回想するシーンは、“霊界”を交錯するこの映画ならではの不思議な柔らかさがあったと思う。とても感動的なシーンだった。 とにかくその“霊界との交錯”がこの映画の揺るぎない世界観で、至る所で登場する魔物や幽霊が、いつのまにか違和感なく見れるというか、自分が映画の世界にどっぷり入り込んでいる不思議な感覚になる。魔物と共存する世界?黄泉の国と精神的にも物理的にも繋がる世界?普段は全く想像しえない世界だけど、そのイメージを具現化してくれて、少しそれを体感できたような感覚。まさしく映画でこそ味わえるファンタジーだと思う。 ◆以下少しネタバレ◆ ただ個人的には、最終的に大ボスとの闘いみたいになってしまったのが残念。なんだか安っぽいアクション映画のようだった。作家を生業とする人の殺陣って…笑 『ゴースト ニューヨークの幻』が例えとして合っているかは分からないけど、もっと精神的な紆余曲折があって、2人の心の一致だとか、愛や絆の繋がりだとか、精神的な映画の山からエンドに繋がるような展開であれば、より夫婦愛を強く描ける映画になっていたと思う。まあ原作ありきなのでそれも難しいんでしょうけど。
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