午前10時の映画祭で観賞。 タイトルからわくわくしてたけど、思ったのとちがう展開にさらにドキドキと期待がわく。 主役の女優さんはふたりとも美人。 白黒でもわかる美人てすごいなー。 ざっくり言うと、利己的でせこい男の「奥さん」とその「愛人」二人が手を組んで、男を殺す話。 だけど、冒頭から説明やそれを匂わせるものがなく、着々と進む殺人計画でようやくあらすじがわかるという流れが、個人的には粋だと感じた。 途中から不可解な出来事が続くのもサスペンス感あってよかった。 おしいのは、奥さんとその愛人の関係で、共に殺人を犯すというのは危ういし、納得させるならもう少し二人の絡みを魅せてほしかったなぁ。 ただそれを抜きにしても、この時代でここまで描けるのはただただすごいと思った。