
kom

최저
평균 2.6
単純に映画としてつまらなかった。 演出が悪いのか役者が悪いのか、行動や台詞や展開など、全体的に非常に不自然でわざとらしい。カメラもさりげなく下手で、無駄にブレたりドアップになったり変な角度から写したりするので、観ていてすごくモヤモヤして気持ち悪い。 主役を3人にして同時進行でそれぞれの物語を見せているのだが、見せ方があまり考えられておらず、とても感情移入しにくい上に単純にわかりにくい。しかも過去のシーンとかを雑に挿入してくるため、序盤は本当にどれが誰なのか、どこに集中して見たら良いのかさっぱりわからなかった。 ストーリー自体も、結局何が言いたかったのかよくわからない。AVに出る女の気持ちって色々と複雑なんだよ、とても弱いんだよ、ということなのか。しっかり割り切ってこの仕事をしている人たちに失礼だな、と思ったら、原作はAV女優のようで。だとするとますます何が言いたいのかさっぱり。私達も悩んでいるんですよということ?どうしたって夫がいるのにAV出演する女に感情移入はできないが。浮気ならまだしも、映像が一生残って世間に出回ることを考えたら離婚は必至だろう。それと撮影中にお母さんから電話が来て泣くくらいなら、借金があるわけでもないのだから普通に辞めれば良いのでは。ただ考えることを放棄し悲劇のヒロインぶっているようにしか見えない。中盤、おばあちゃんの語りを感動的な音楽を流すことで"良い話"ふうに仕上げようとする手際の悪さにもうんざりした。 最後の少女が訪問するシーンも"良い話"ふうだが、全くそのようには感じない。少女は母親がAV女優だったことに苦悩している。そして"良い話"ふうにお互いを理解しあって縁側で一緒に寝そべる義理の姉。その姉がついさっきAVに出てきたばかりって、どんなブラックジョークだ。その事実を知ったら少女は人間不信に陥るに違いない。かわいそう。 このテーマなので当然エロシーンは多めなのだが、女優の顔アップが多くそんなにエロくもない。では"最低"に見えるように撮れているのかというと、そんなこともない。極めて普通のエロシーンにしか見えない。もっと周りの撮影スタッフを映すなど、通常とは違う居心地の悪さを演出することはいくらでも可能だったと思う。普通に気持ちよさそうで楽しんでいるようにしか見えず、これを見て何を感じ取ればよいのか意味不明だった。