題材は面白いのにとにかくテンポが悪い。一瞬寝落ちしたが、反撃に入りようやく目が覚めた。ただ、所詮、運動部なので無敵さは望めない。一番の残念さはスピード感のなさか。悲惨さばかりが前に出て爽快さに欠けるのもガッカリさせられる。もちろん原作あってのことなのだろうが、自分は原作を知らないので展開にはフラストレーションが溜まるばかり。登場するスーパー高校生の特技を現実離れさせても、娯楽作品なのだから、もっともっとぶっ飛んで表現させて、いっそ、やられちゃった秀吉は現代に連れて行き、顔に怪我を負った高校生が代わりに秀吉として生き主人公の家康と助け合うなどケレン味たっぷりなプロットに変えてしまったらをワクワク出来たかも。 同じように弓道部の高校生がタイムスリップし平安時代末期の歴史で生きる『君の名残りを』と言う小説を読んだことがありましたがとても感動した事を覚えています。 どんな短い役でもいつでも真っ直ぐで明るい存在感を持って演じられる三浦春馬さんに感謝の１点を加え３点にしました。