
ひろ

오르페브르 36번가
평균 3.2
元警察官のオリヴィエ・マルシャル監督が、実話をベースに製作した2004年のフランス映画 ・ パリ警視庁の警視レオ(ダニエル・オートゥイユ)とクラン(ジェラール・ドパルデュー)は、互いにライバル心を抱き、次期長官の座を争っていた。現金輸送車強奪事件でクランが犯したミスによって、レオの親友エディ(ダニエル・デュヴァル)の命を奪ったのを機に、2人はますます対立の様相を深めていく…。 ・ 元警察官の監督、実話ベースの脚本、フランスを代表する名優。これだけの条件で製作された刑事ドラマが、つまらないわけがない。フレンチ・フィルム・ノワールの系譜に連なる作品と言っていいだろう。フレンチ・フィルム・ノワールの特徴である「男の友情と裏切り」という要素がしっかり含まれている。 ・ 前半で、友情とチームの結束力を描き、敵対関係との溝をしっかり描いているから、後半の目まぐるしい展開に衝撃を受ける。アメリカや日本の刑事ドラマにはない重厚さは、フランスならではだろう。韓国なんかは近いものがあるかもしれない。とにかく脚本が素晴らしい。 ・ そして、対立する2人の警視を演じているのが、ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューというフランスを代表する名優だ。フランス映画好きなら何度も2人を観ているだろうけど、貫禄あるし演技は言うまでもなく最高レベル。この2人の対決は見応えありです。 ・ 「あるいは裏切りという名の犬」という邦題がすごくいい。ハードボイルド小説みたいなタイトルだけど、これが作品の世界観と合っている。日本にはセンスのない邦題をつける人しかいないと思っていたけど、こういう邦題を考えられる人もいるのが分かってよかった。 ・ ロバート・デ・ニーロがリメイク権を買ったことからも、この作品の脚本の素晴らしさが窺い知れるだろう。これだけ重厚な刑事ドラマはなかなかない。フレンチ・フィルム・ノワールってどんな雰囲気なんだろうって人にもお薦めです。