前編・後編を見た感想として。昔小説（文庫本で6冊の長編！）で読んだことがあり、そのときはやや中だるみ感のある小説と思っていた。ただ、今回は原作に負けないくらいうまく映画2本にまとまっていて、特に大人の俳優陣がドンピシャで適役で本当に良かった。イメージどおり！主役の子供たちも良い。 ミステリー・推理モノなので内容は書かないけども、事件の真相について、柏木くんはたしかにこのまとめ方というか設定というか、キャラが良かったのかはやや疑問。小説にはもう少し詳細もあるけれども、やや肩透かし感は否めないよね。 でも、色々な中学生が出てきて、熱い子、真面目な子、優等生タイプから不良タイプ、自己中心タイプなど、本当にいそうな感じが良い。自分に負けずに進んでいく、乗り越えていく、というのがメッセージかな。