
ジュネ

T-34
평균 3.8
2019年232本目はロシアでも最大のヒットを飛ばした戦争映画、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』。 -------------------------------------------------- よくあるB級戦車映画かと思いきや、これがまさかの大穴で相当に面白かったです。砲撃された弾がドスレートに装甲を射抜いたかと思いきや、今度は角度を変えて戦車の弱点をついたり、終盤では「そんなことあるわけないだろ」と総ツッコミのトリックショットに成功したりと、様々な見せ方で楽しませてくれます。 -------------------------------------------------- 1発1発の破壊力が段違いである代わりに、装填までのラグや狙いをつけるまでに多大な時間を要するなど、戦車ならではの「弱点」もしっかり見せてくれるので、より一層駆け引きが強いられる展開になっています。また、主人公たちの過酷な運命がじっくりと時間をかけて描かれていき、仲間同士の熱い友情や、最初はナメきっていた若き上官の不屈の精神に、メンバーが次第に心を動かされていく過程もたまりません。 -------------------------------------------------- こんな男臭い戦車のなかに美しい花が一輪咲くのは不釣り合いに思えますが、主役イヴシュキンに課せられる試練があまりに痛々しいので、これくらいのボーナスがあっても良いんじゃないかと思えましたね。私は輸入版DVDにて140分バージョンを観賞しましたけど、劇場でやってる113分版とは前半の長さが全然違って満腹度がケタ違いでした。今度ディレクターズカット版が拡大公開されるそうなので、是非そちらをご覧になってください。