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라스트 풀 메저
평균 3.6
原題は「The Last Full Measure」。 リンカーンの有名な演説の言葉ですが今作の場合、「最後の死力を尽くして」のような意味。 久しぶりのベトナム戦争映画ですが、とにかく演じる名優の演技に圧倒された心を打つ良作でした。 (まさに典型的なアメリカ映画と言う感じもするが…) ペンタゴンの空軍省のエリート官僚ハフマン(セバスチャン・スタン)は30年以上前のある兵士の名誉勲章授与に対する調査を命じられる。 最初は乗り気じゃなかったハフマンは当時のベトナム戦争で戦った兵士たちに話を聞きに行く。 そして明らかになったある陰謀、さらに長い年月を苦しむ多くの帰還兵の存在に気づく…そんな実話ベースのストーリー。 実在した空軍ヘリ救助隊員だったピッツェンバーガー(通称ピッツ)。 ある作戦「アビリーンの戦い」の中、ジャングルの上空から救助のために地に降りる。 彼は衛生兵として多くの仲間を救い、ヘリに戻ることも拒否し戦い続けて、最後はスナイパーに撃たれ絶命。 彼に救われたという仲間達は帰還後 ピッツに名誉勲章授与を嘆願するが推薦書はどこかに消えてしまった。 とにかく元兵士達を演じる役者の熱演には思わず引き込まれました。 ハフマンに会いに来たトーマス・タリー曹長(ウィリアム・ハート)。 砲撃距離を間違ったと後で語ったビリー・タコダ(サミュエル・L・ジャクソン)。 激しいPTSDに苦しむジミー・バー(ピーター・フォンダ)。 ピッツに手紙を託されたモントーヤ(エド・ハリス)。 今はベトナムで暮らすケッパー元軍曹(ジョン・サヴェージ)。 (「ディア・ハンター」を思い出しちゃう…) そしてピッツの父親で死期の迫ったフランク(クリストファー・プラマー)などなど。 熟練な俳優陣の深みのある演技は目が離せないし、特にピーター・フォンダとクリストファー・プラマーの遺した作品と言うのは特別でした。 ハフマンの存在は架空だし、陰謀の中身…(作戦の失敗や推薦書の揉み消し)など、はっきりした描写に出来なかったのは残念。 (その辺はアメリカ国内の評価が微妙なのがわかる) それでも国立空軍博物館でのピッツに贈られた名誉勲章の式典でピータース長官のスピーチには感動させられた。 32年前のベトナム戦争から現在でも悩み苦しむ帰還兵がいる事実。 アメリカはその後イラクやアフガンにも兵を大量に送り込み、彼らも同じように影響を受けている。 戦争はどちら側も犠牲や苦しみをもたらす。 だからこそ犠牲者や帰還兵をいつまでも忘れずに称える国でありたいというテーマが伝わりました。 帰還兵のビリーが言う… 「帰還しても帰る場所がなかった。」 「撃たれるよりつらかった。」 そんな言葉がせつないです。