「時空を飛び越えた未来人が現代にやって来て、このまま世界が終わってしまわない様にとっても頑張る話」彼らの旅の仕方が非常に独特で、死の間際にある現代人を時間軸の座標でピンポイントに察知して、その死に行く人の脳にスポッと入っちゃって肉体を借りた形で活動する。 SF物であるのにそれっぽい背景セットは殆ど出てこないし、かなり酷い事になってる(らしい)未来なんて、3シーズンの中で一回も描写されない。なんとなくそれっぽいのはパソコンの中の特徴的な美しいプログラミング画面と、万能注射器と、通信システムぐらい。よく考えたらソレもお金掛かってない。 あ〜その手があったか 「僕等はタイムトラベラーなんだけどね」って耳元でずっと言われてるだけなんだけど、妙に納得してしまう。 2004年の『LOST』シリーズにハマった人ならば、ちょっと懐かしい感じで見られると思う。ドラマにはタイムトラベラー感が全く無い代わりに、登場人物はどれも魅力的でなかなか魅せられる内容。激しさや過激さは皆無なので退屈に思う人が多そうなのは否めない。 そしてキスシーンが多い。