
Schindler's Memo
6 years ago

희망의 나라
평균 2.8
出てくる男性陣が、いずれも良き夫、良き父、良き息子であり、総じて破綻の無い性格である。これらに愛される伴侶たる女性にドラマがあり、さらに幻想的な映像がかぶさる。 幼児性を表出する病気になった母の「雪の中の盆踊り」、切迫的な放射能恐怖症となった妊婦が見る「赤い空気」、恐らく父母を無くしたであろう恋人が見る荒涼とした廃墟に現れる「精霊のような子供たち」・・・。 震災、原発事故を背景にした寓話のような映画であり、老夫婦の道行やラストなどが、果たしてリアルなのかどうかは、観る側の感性によるところなのかもしれない。 また、この映画で一貫して流れるマーラーの交響曲第10番アダージョが、変に画面とマッチしているのが怖い。 ただ、園監督の個性的なパワーに欠ける感じがする。何というか、これまでの氏の過去作から、「毒」の部分をろ過して得られたろ液のような映画だと思う。 「ヒミズ」などは、エログロを完全に封印した映画だったのにもかかわらず、強力なパワーを放射していた。それに比べると・・・という感じだ。