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元世界WBAスーパーウェルター級王者ビニー・パジェンサを描いた作品。 ビニーは世界チャンピオンに輝いた後、交通事故で首を骨折。 医師の誰もが「復帰どころか歩けるかどうかすらわからない」と言う中、復帰を決意し、トレーナーのケビンと2人3脚でトレーニングを開始。 そしてついに世界タイトルを賭けた復帰戦が決まった。。。というお話。 ♢♢♢ 実話である本作の感動的なところはとにかく真っ直ぐなビニーの人柄に依るところが大ですが、そのビニーを演じたマイルズ・テラーズが期待以上にとにかく素晴らしい。 『ラ・ラ・ランド』の出演を蹴ってこちらに出演したそうで、体作りを始め、毎度のものすごい役作りに頭が下がります。 そしてビニーを献身的に支えるトレーナーケビン。 こちらはマイク・タイソンを育てた名トレーナーですが、酒の飲み方に難ありの味わい深い役どころで、その辺のテイストを見事に演じたアーロン・エッカートもめちゃ良い。 ある種2人のバディムービーとして気持ちよく観られる作品でした。 ♢♢♢ ボクシング界の最大のウソは「そう単純じゃない」と語るビニーの「シンプル」な強さは説得力抜群で、彼の生き様やセリフ、エンドロール途中に流れる本人映像は闘病中の方を含めて多くの人に観てほしいと思いました。 ♢♢♢ 復帰初戦(と描かれてますが実際は2戦目)の対戦相手ロベルト・デュランもまた素晴らしいボクサーで、シュガー・レイ・レナードを破った日は当時、母国パナマで「デュランの日」という祝日になったそうな。 彼の半生を描いた『ハンズ・オブ・ストーン』も観てみたいです。
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