
dreamer

레이첼, 결혼하다
평균 2.9
トランプ政権を支えた共和党のアメリカがあるとすれば、バイデン政権を生み出した民主党のアメリカもある。 これは、政党支持の違いだけではなくて、住む場所、職業、信仰から信条まで違っていると思う。 共和党のアメリカは、中西部から南部にかけて広がり、民主党のアメリカは、太平洋・大西洋の沿岸や五大湖の畔の工業都市が中心だ。 共和党のアメリカの肌が白いとすれば、民主党のアメリカは白黒黄色、人種も民族も混在している。 そして、教会に毎週通っているとか、妊娠中絶を認めるかどうかとか、もう全く別世界なのだ。 この映画「レイチェルの結婚」の主人公は、姉の結婚式のために、薬物依存を治療する施設から里帰りして来たアン・ハサウェイ。 自分を持て余しているくせに、人を傷つけずにはいられず、パーティーでは暴言を吐き、結婚式の直前に自動車をぶつけてしまうのだ。 つまり、彼女はいつ爆発するかわからない爆弾みたいな人なのだが、その破滅型の妹に接する家族が皆、心優しいのだ。 トラブルを起こしても、傷ついた姉ではなくて、傷ついた妹の事をまず心配するという具合なのだ。 妹にしてみれば、その周囲の思いやりが、苛立たしくて仕方がないわけで、さらに暴走してしまうのだ。 そんな隙間から、この家族の過去の悲劇が見えてくるのだった--------。 ジョナサン・デミ監督の演出は、実に繊細で、まるで日本の成瀬巳喜男監督の味わいがある。 それに、これは思い切り民主党のアメリカなんだなという気がします。 レイチェルが、心理学で学位を取る直前という設定が民主党なら、その結婚相手が、アフリカ系なのに、誰もそれを口にしないところも民主党。 インドのサリーを着て結婚式に出るところも、民主党なのだ。 アメリカにも世界にも、多様な文化や価値がある事を知っていて、多様性を受け入れる人は、アメリカにも多数いると思う。 つまり、神経がデリケートで、心配りが細やかなアメリカ人だ。 好き嫌いで言えば、個人的には民主党のアメリカが好きなのだが、優しすぎて、少し頼りないという気もするんですね。