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dreamer

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4 years ago

4.0


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사랑과 경멸

영화 ・ 1963

평균 3.5

「軽蔑」のジャン=リュック・ゴダール監督は、フランスのヌーヴェル・ヴァーグの旗手と言われ、1930年パリに生まれている。 父親は医者で、家計としてはスイス系ということだ。 第二次世界大戦中は、スイスに戦火を避けていた。大学はパリで人類学を専攻していたが、兵役を忌避するためずっとスイス国籍のままだった。 スイス系だったことが、ずいぶんゴダールには幸福をもたらしているようだ。 ゴダールは学生時代から映画マニアで、暇さえあればシネマテークなどに通い、そこで同じような映画青年だったフランソワ・トリュフォーやエリック・ロメールなどと知り合うようになる。 彼らは映画雑誌の「カイエ・デュ・シネマ」を根城に映画批評を書き始め、やがて、それぞれが金を工面して映画を作り始めることになるんですね。 そんな彼らにフランスのマスコミが与えた名称が、"ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)"で、この言葉はやがて流行語になって、あっという間に世界中に広まっていくんですね。 この映画「軽蔑」は、ゴダール初のオールスター商業大作映画で、映画作りの現場を諧謔的に描き、ひと癖もふた癖もありそうな異色俳優の組み合わせになっていて、とても興味深い。 まず、ブリジット・バルドー。その夫で脚本家役にはミシェル・ピッコリ、そして、アメリカのプロデューサーにはなんと西部劇などの悪役、特に「シェーン」の黒ずくめの悪役が印象的だったジャック・パランスが扮しているんですね。 ストーリーは、ヨーロッパ映画お得意の"愛の不毛"といったテーマで展開していく。 超大作映画「オデッセイア」を作るため、アメリカ人の製作者やフランスの脚本家、ドイツ人の監督が集まる。 脚本家夫妻は、製作者のカプリ島の別荘に正体されるが、製作者にへつらう夫を妻は軽蔑している。 結局、夫は脚本の執筆を断るのだが、妻は製作者と駆け落ちして、二人は自動車事故であっけなく死んでしまう。 ヌーヴェル・ヴァーグ特有の、少し難解な映画ではあるが、ブリジット・バルドーの美しい身体と、夏の照りつける陽射しがあまりにも透明で、全体としては"真夏の死"といった印象の残る映画だ。