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日本公開は、2012年の夏。前年の″震災ショック"からの回復の兆しが見えた頃と言われる。単館映画上映からシネコン・システムに移行した年ともされた。 1944年のポーランドにおけるホロコースト関連の作品。 映画は、ドイツ・ユダヤ人のハンナが収容所で知り合ったポーランド人のトマシュとそこから脱出し、その後離ればなれになり、お互い安否・生死も判らぬまま、1976年に至る物語。 ハンナはその後アメリカに渡り、理解ある夫や優しい娘にも恵まれ幸せな家庭にいる。トマシユの生死情報を調査機関に、本格的に依頼するきっかけは、あるTVで見覚えある顔と声の彼が、戦かの話をしていたからだ。 映画は、現在の彼女と 過去のいきさつを交互に、時に昔の若い彼と今の年を取った彼女と対面させたりする描写で見せてゆく。 この中で一番私が印象的だったのは。 トマシュの母親の対応。トマシュの兄夫婦は国内のドイツ反戦運動をしていたので、ユダヤ人のハンナにも好意的だが、彼らの母親はユダヤ人の嫁は絶対認めない、その態度は終始一貫している。息子の安全は手放しで喜ぶが、保身のためには匿うどごろか、差しだす"お膳立て″までする。しかも、その後兄夫婦はロシア軍に引き立てられ、母はハンナを 追い出し一人になり、帰還したトマシュには、彼女は"死んだ″と話す。 まっ、これは時代や状況が違えば、姑と嫁のいつの世の、変わらぬ関係でもあるのでもあろうが‥‥。 ラストの理解ある夫の配慮から、ハンナのトマシュとの何十年ぶりかの再会。小さな花束を持ちまつ彼と、ポーランドを訪ねる彼女は、トランクを持ちバスから降りたつ。やはり涙がにじんだ。
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