
my life
클라우드
평균 2.7
どうしても、劇場で観たかった「Cloud クラウド」を初鑑賞してみた。劇場で観たかった理由は、好みである黒沢清監督の作品だと言う一点のみ。 個人的なコトやけど「ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ」と同じ劇場で、その直後に観たので合わせると4時間ぐらいの鑑賞時間となる。間に10分の休憩はあったけどね。 立て続けに観たので、ほぼ同じ予告編を2回連続で見る。ついさっき観たばっかなので流石に真新しさはゼロ。いや、それ知ってるけど…って、なんとなく心の中で呟いてみる。 レイトショーとは言え、まずまず観客がいるのね。ちなみに、スクリーンは違えど同じ座席C-15に居座る。まるで、自分の定位置と言わんばかりに。モチのロンで、隣には誰もいないのが理想なのだ。 さてと、転売と言うワードは何処かで見てしまったけど、それ以外はほとんど知らない。どういう展開をみせるのか、とにかく興味津々で黒沢清監督の世界に浸りたい欲にかられまくる。 いやぁ、オモロイ。1本映画を観たアトとは言え高い集中力を維持して吸い込まれていく。工場で勤務しながら転売にも精を出す吉井。そこから、どういう展開を遂げるのか。気になるやん…ってな感じが妄想を広げていく。 主演は菅田将暉。全く、どうでも良い余談やけど髭を生やしていると、少し山田孝之と似ていると感じてしまう。だからどうしたと自分でも思うけど、そう感じたのだから仕方がない。 他には窪田正孝、荒川良々、岡山天音、奥平大兼、古川琴音らが顔を連ねる。菅田将暉を含め黒沢清の映画では初めての面子かな。役所広司や哀川翔、そして香川照之に比べると、滲み出るモノが違うと思うけど悪くない個性的なキャストだと感じる。 だけど、吉岡睦雄の登場には少しばかりときめいてしまう。声ですぐ分かるのよねん。「Chime」ほど異質な役柄では無かったけど個人的には嬉しいポイント。ちょい役ながら松重豊も良い。 そうか、転売で恨みをもった連中の反逆ね。黒沢清監督にしては珍しいくらいのドンパチメインの展開なのだ。いや、人間の持つ闇を描く様は実に黒沢清らしいかな。 誰もが気になる佐野の存在。つまりは、「ベビわる」の世界にいるようなキャラだったと勝手に推測したけど、素性を明かさない辺りも黒沢清らしさだと感じる今日この頃。