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【マイ・4K UltraHD Blu-ray・コレクション】 ずっと、ピアース・ブロスナンのジェームズ・ボンドが大好きだった。 だからダニエル・クレイグに代わっての本作『カジノ・ロワイヤル』を初めて観た時は、ピアース・ブロスナン版とは打って変わった作風やガチンコアクションに違和感しか覚えなかった。 それが勝手なもので『スカイフォール』の頃にはもうジェームズ・ボンドはダニエル・クレイグしか考えられなくなっていた。 そんなふうに思うようになってから今回3回目の視聴だったのだが、ますます面白い。 カジノ・ロワイヤルでのポーカー場面は相変わらずハラハラしてしまうし、敵役ル・シッフルを演じたミッツ・マングロ・・・もといマッツ・ミケルセンは観るたびに厭らしい。往年の007シリーズを観ていたなら、フィリックス・ライターの登場にニヤリとなる。 待望の4K映像についてはカジノ・ロワイヤルのあるモンテネグロの街並みなどの美しさに惚れ惚れしてしまう反面、ポーカー場面でピンボケが散見され、これはもともとのマスターの時点でピンボケていたのだろうが、なまじ他の場面が鮮やかなだけに悪目立ちしていて、ちょっと残念だった。 最後に少し話は逸れるが、ピアース・ブロスナンはマット・デイモンの『ボーン・アイデンティティ』『ボーン・スプレマシー』を観て、自身の007としての終わり(あるいは、限界)を感じたという。これはおそらく007の製作者らも同様だったのだろう。『カジノ・ロワイヤル』の、特にアクションはあきらかに『ボーン』シリーズに寄せてきていた。 007という老舗シリーズにさえ路線変更を余儀なくした『ボーン』シリーズの、我々が外側から感じる以上に映画界に及ぼした影響の大きさを物語るエピソードだ。
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