
てっぺい

위국일기
평균 3.3
2024년 06월 09일에 봄
【エンドロールが白い映画】 両親を亡くした娘の、叔母との距離感たっぷりな同居生活。いい意味で意外性がなく、二人が心を寄せ合っていく物語は心が洗われるよう。白いエンドロールに、そんな物語の温かみが凝縮される。 ◆トリビア ○ 槙生について新垣結衣は「人に対しても自分に対しても正直な人。伝える言葉も嘘がなく、それが槙生なりの相手を尊重するやり方や距離感。誰といる時も表情が豊かで、自然に笑うしふざけるし戸惑うし無理に愛想笑いをすることがない。槙生のそんなところを大事にしつつ、色々な顔を見せられればいいと思った」と演技プランを振り返る。(https://ikoku-movie.com/info/) ○ 新垣は劇中のセリフ『私の姉への怒りや息苦しさを、あなたは決して理解できない。私が、あなたの焦りや寂しさを理解できないのと同じように。あなたと私は、別の人間だから』をピックアップして「原作には『だから歩み寄ろう』という続きがある。その気持ちを私自身も大事にしたいと思いました」と語る。(https://ikoku-movie.com/info/) 〇新垣は「クランクインからクランクアップまで、ずっとこの作品についてたくさんのことを悩み試行錯誤していました。こんなに四六時中、作品について考えていたことがこれまでにあったかなというくらい、ずっと頭から離れませんでした」と並々ならぬ想いで槙生役に挑んだことを吐露している。(https://lp.p.pia.jp/article/news/367162/index.html) 〇早瀬憩は演じた朝について「素直で明るく、ちょっと犬っぽい人懐こさがありながらもしっかりもしている。心に孤独も抱えているので演じる上で困難もあったけれど、監督が(撮影当時)同じ15歳のそのままの私でいてくれていいと言ってくださって、いい意味で肩の力が抜けて演じることができました」と語る。(https://eiga.com/news/20240509/22/) ○早瀬は印象に残っているシーンを、お葬式で槙生が言った『たらい回しはなしだ』とし、「あのシーンは私が演技に苦戦していたのですが、結衣さんが槙生ちゃんとして存在してくれたからこそ乗り切れました。その後の撮影中も撮影が終わった後もそのセリフに救われています」と告白した。(https://ikoku-movie.com/info/) 〇両親を亡くした、心の片隅の孤独感を演じる上で忘れないようにしたという早瀬。「直後はほとんど表情が変わらなくて、抜け殻みたいな感じなんです。ドラマとかだったら号泣することなのに、なんかぽかんって穴が開いた感じを出せるようにと思ってお芝居していました。」と語る。(https://book.asahi.com/article/15293576) 〇かつてテレビドラマで夏帆が演じる役の幼少期を演じたことのある早瀬は「(夏帆に)お会いした瞬間に“私の中学生時代だ!”と明るく声を掛けてくれて緊張の糸がほどけました。」と話す。(https://ikoku-movie.com/info/) 〇早瀬は、NHK連続テレビ小説「虎に翼」でヒロイン・寅子の学友・山田よね(土居志央梨)の少女時代を演じるなど、3本のドラマへの出演も決定しているブレイク必至の若手俳優。(https://www.cinemacafe.net/article/2024/04/26/91324.html) ○映画のオリジナル曲『あさのうた』の作詞・作曲を担当したのは、チャットモンチーの橋本絵莉子。(https://gendai.media/articles/-/131294) ○原作コミックはアニメ化される事が決定しており、ティザーPVも公開されている。(https://youtu.be/Mz2ULgHFMlo) ◆概要 【原作】 ヤマシタトモコ「違国日記」(コミック誌「FEEL YOUNG」で2017年から2023年まで連載・累計発行部数180万部超) 【脚本・監督】 「ジオラマボーイ・パノラマガール」瀬田なつき 【出演】 新垣結衣、早瀬憩、夏帆、瀬戸康史、小宮山莉渚、中村優子、伊礼姫奈、滝澤エリカ、染谷将太、銀粉蝶 【公開】2024年6月7日 【上映時間】139分 ◆ストーリー 大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。対照的な性格の槙生と朝は、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なるかけがえのない関係を築いていく。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆違国日記 親戚ながら、血のつながりのない槙生と朝(葬式でのガヤに旦那の連れ子との台詞があった)。そんな二人のまさに国が違うほど別人同士の同居生活は、二人がかけがえのない存在となっていくまで、出演者の自然体な演技も相まって、心地よく物語が進んでいく。一つ考察を入れるなら、笠町が言った「始めからなんじゃない?」。槙生の性格を熟知している笠町の言葉は、槙生が“勢い”で朝を引き取ったのではない事を分かっていた。「考えてから行動しないと失敗する」との槙生の言葉から裏付けされる通り、槙生は始めから心のどこかで朝を引き取るつもりで葬式に向かったのではないか。では、なぜそうしたのか。後述するが、やはり彼女は許せなかった姉にどこかで赦しを与えたかった、朝を引き取る事でその機会を心のどこかで伺っていた、そう自分には思えた。 ◆母 走って笑って、ケンカして仲直りして、誰もが通ったあの頃の瑞々しさを描きつつ、イマドキなジェンダーイシューを挟み込む、瀬田監督の真骨頂。えみりを家にあげた際の槙生の人見知り発動には声をあげて笑ってしまったし笑、森本があげた大声に犬達の遠吠エコーが入るコミカルな描写も楽しく見れる。本作では、そんな学生の日常生活で次第に朝の不幸を忘れてしまいそうなところに、“うなぎ”で隠す母の文字や、ふと街中で母の幻影に彷徨う朝の姿が効果的に重々しく残る。クラスメイトとの関係性をしっかり描く事が、本作では一見不要にも思えるも、そんな朝の心の闇をより一層印象付ける演出にもなっていたように思えた。 ◆ラスト 冒頭ファーストカットの、母の車へ向かう朝の背中と同じ構図に、朝と槙生の背中が映るラスト。現場に花を手向ける朝の姿は、母の死と初めて向き合い、喪失した心を少し取り戻したようにも思える。槙生の胸で大泣きする朝は、思えばここで初めて気持ちを解放したわけで、壊れる事を恐れて泣く事もできなかった彼女が、やっと心の土台を見つけたシーン。槙生にとっては、母の言葉で初めて姉の背景を知り、朝に心の内を明かすと、心のどこかの棘が抜け、彼女もまた初めて姉の現場に立ち会えた。二人はどちらも同じ人物に対して、朝は喪失から解放され、槙生は棘が抜ける。そのきっかけがその人物による日記だったのも本作ならではの脚本でとても美しい。いつしか槙生は開けるようになった窓からは、差し込む白い光が優しく温か。二人が見上げた空にかかる虹も美しく、エンドロールが珍しく白いのも、そんな二人の明るい未来を示すよう。見ているこちらもそんな白のように心が洗われるような、心地のいい作品でした。 ◆関連作品 ○「正欲」('23) 新垣結衣主演。とあるマイノリティの生きづらさを描く作品。Netflix配信中。 ○「ジオラマボーイ・パノラマガール」('20) 瀬田監督の代表作。”出逢う事”を瑞々しく描く。Hulu配信中。 ◆評価(2024年6月7日現在) Filmarks:★×3.7 Yahoo!検索:★×4.2 映画.com:★×4.5 引用元 https://eiga.com/movie/99637/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/違国日記