
cocoa
7 years ago

그녀의 인생은 잘못이 없어
평균 3.0
東日本大震災から5年後の福島を舞台に書いた小説を自ら映画化した一本です。 全編が静かに進むドキュメンタリーのようでした。 仮設で父親と暮らす娘みゆき(瀧内公美)の日々を追っていきますが、映画の最初から丁寧なカメラワークに惹かれました。 ご飯を御供えしたり、台所仕事の手先一つ一つが淡々として、でも気持ちが込められている印象。 主人公のみゆきは仮設の家でも役場の仕事でも気持ちを押さえながら生きている感じ。 でも押さえると言うより、虚無感そのものだったのでしょう。 みゆきが週末ごとに東京に行きデリヘル嬢として働く意味はいろいろ考えられますが、窮屈な地元を少しだけ離れて、仕事内容はともかく生きている実感を得るためだったのだろうか。 危険な仕事だけれど女の子達を守るデリヘル派遣元の三浦(高良健吾)も存在感がありました。 作品中の福島の様々な光景がまた重みがあり、地震による原発事故の怖さを感じました。 大好きな福島の地域、人も住めなくなった土地の描写は悲しみしかないです。 みゆきの父親(光石研)がまだ見つからない妻を想い、船の上から「寒いだろう~、お母ちゃん~!」と服を投げる姿は涙々でした💧💧💧 震災から立ち直れた人、まだ立ち止まっている人、いろんな人がいる中で、それでも生きていくしかない!そんな小さな決意を感じられた良作でした。 役者陣がとても良かったな~。 ヒロインの瀧内公美さんや光石研さん、高良健吾さん、柄本時生さん、そして安定の安藤玉恵さんなど。 廣木監督は「きみの友達」や「さよなら歌舞伎町」が好きです。 ピンク映画や恋愛ものが多い中で、時々心にずんと響く作品を撮るので期待しています。