코멘트
「静寂の中の銃弾」 「ブレードランナー2049」も公開中、好きな監督の1人であるドゥニ・ヴィルヌーヴのまだ知名度が低い頃の作品。本国で公開されたのは2009年だが、今年「メッセージ」をやる前に極わずかな館数でひっそりと公開し、最近レンタル解禁になった。1989年、モントリオール理工科大学で実際に起きた銃乱射事件を元に作った実話アレンジの話。 全編白黒で構成され、77分という短い尺という規制、実話ベースという情報の中視聴に挑んだが、傑作だった。「エレファント」と類似点が多いが、その先をいってる作品だとも感じられた。 ただ単に主人公が事件を起こすだけを描写してるワケではなく、群像劇の体も成していて、インターンが決まった女学生とその彼氏(友達?)の男学生視点も描かれ、事件の前後もフォローしている。 必要最低限の会話と演出で、淡々と流れる話なんだが、それが却って現実感を感じさせる。白黒じゃないとこの映画は成立しない、と言っても過言ではない程モノトーンがプラス作用になっているのも凄い。 あーこれ、下手な感想書きの自分には上手く伝えるコトができてないな、まあとにかく見てくれとしか言い様がない。人によってはつまらないなんだこれみたいな感じで終わるんだろうが、自分は何故か響きまくりだった。超面白かったとか、映像凄いとかそんな映画でもないのに、響いた。傑作と上でも言ったけど、そういう言葉では片付けたくない何か。別のベクトルで名作というか、そんな映画でした。 ドゥニ監督は「複製された男」以外は良作製造機だと思っているが、「メッセージ」を皮切りに「ブレードランナー2049」、そして「デューン 砂の惑星」のリブートを撮る、と兼ねてからやりたかったSF映画を連発するらしいが、こういう凡庸な人間ドラマこそ真骨頂だと思ってるのでまたそこに帰ってきて欲しいな。
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