ギレルモ・デル・トロ＆ロン・パールマンの『ヘル・ボーイ』2作が大好きなので、このリブート版にはずっと興味津々ながら観るのに躊躇があった。けれど最終的に監督が『ディセント』のニール・マーシャルというのが決め手となり、ついに観た。 どうしてもギレルモ版のテイストと較べてしまうのだが、中途半端に寄せるよりも、これだけかけ離れたものを観せられると、逆に全くの別物と割り切って捉えることができた。 まあ「世界の終わり」がどうのこうの、という割にこじんまりしてるし、ミラ・ジョボヴィッチ演じるヴィランも、う〜む・・・って感じで、ストーリー的にはけっこう残念なんだが。 とはいえ、思いのほか高めのゴア度も含めてヴィジュアル面は愉しめたし、ヘルボーイを演じていたのが、大好きな『ストレンジャー・シングス／未知の世界』のホーキンス警察署長ジム役でけっこういい味を出しているデヴィッド・バーバーだというのを観終わった後に知り、即座に好感度上昇。 それにしてもなかなか意表を突くキャスティングではないか。 なんだか『ストシン』もう一周したくなってきた。 ギレルモ版『ヘル・ボーイ』もそのうち観なおしてみよう。 【U-NEXT】