
my life
4 years ago

바톤 핑크
昔、好きだったコーエン兄弟監督の「バートン・フィンク」を超久々の再鑑賞。主演はジョン・タトゥーロ。気になる隣人にはジョン・グッドマンとなる。 一時期、コーエン兄弟の作品にハマり当時は監督作品を好んで良くみていた。本作も当時のお気に入りの作品であり久々に触れてみたのだ。 いゃあ、久々だがやはり面白い。この何とも言えない質感や不条理な世界観はコーエン兄弟ならでは…だとも痛感した。 割りと初期の頃の作品で、もしかしたら初めてコーエン兄弟の作品に触れた作品かも知れない。 「ブラッドシンプル」や「赤ちゃん泥棒」はたまた「ミラーズ・クロッシング」は多分、その後に観た覚えがある訳で…とにかく、本作のじめっとした質感は当時の私にとって刺激的でもあった。 ホテルの隣人のチャーリーの存在がポイントでもあり執筆活動をするホテルも異質そのもの。暑さにより壁紙がゆっくり剥がれ落ちる表現は何だかとても印象深い。非日常的なコトが次々と迫り来る展開にはやはり引き込まれてしまった。 例の箱の中身は気にはなるが、ロシア映画の「父、帰る」と同じ手法やね。もちろん、本作が先に製作されたのだが…こちら側に身を委ねる系統としても秀逸ではある。 ラストも良く練られている印象。ホテルの絵画と同じシーンをラストに持ってくる辺りのセンスの良さね。何だか今観た方がより楽しめたような気もした。 ときに、コーエン兄弟の作品の中で何が一番好き?と言う会話はおそらく滅多にしないとは思うのだが、本作も好みではあるが今のところ「ノーカントリー」が頭一つ抜けているかなぁ…なんて思う今日この頃である。