〈改訂文〉随分昔、TV放映された衝撃の一本、偶然レンタル店で見つけたので鑑賞 改めて観ると、非常にリアルで〈再現ドラマのような編集〉が印象的 ケネディ大統領暗殺が題材で、無知な子供時代に鑑賞〈真実と信じこんだ〉ほど見事な構成 ケネディ暗殺の容疑者❰オズワルド❱は逮捕、その後射殺という衝撃、明らかとなる〈18人の重要参考人が不可解な死〉と最後にテロップと写真が流れ、やはり単独犯ではない〈巨大な組織の力が働いた〉疑惑は残ったまま〈未だ謎〉 実行犯は三人、三人を逃がす複数の人物、犯人とされる《オズワルド》の替え玉と、ありうる可能性を検証し説得力のある内容の仕上がり スナイパーの訓練シーン、ニセ物《オズワルド》が証拠となる行動、偽造写真の作成 ケネディ政策に不満を持つ政府機関の男たちが、ひとりの男を〈大統領暗殺〉の犯人に仕立てる過程が見どころ 〈僅かな真実〉を骨組みに〈フィクションで肉付けした〉良作サスペンス