
uboshito

탈주
평균 3.3
2025년 11월 07일에 봄
第二次世界大戦時の日本の敗戦に伴い、結果的にソ連とアメリカによって南北に分断された朝鮮半島。その北側の独裁国家と南側の民主主義国家の相違点はあまりにも巨大で、いつ、何をどうしたら修復可能なのか、それこそ、この南北が統一したら世界は平和になるのではないかと思えるほどに根が深い。 その北朝鮮の、主に軍隊の話というのは、これまで韓国映画(やドラマ)でさんざんエンタメとして消費されてきたわけだけど、本作ではそこに「同性同士の絆を超えた愛情」までもが描かれていて、もはや最終形まできたなという感じ。個人的にはそこまでの設定は必要だとは思えなかったけれど(友情で十分だったと思う)、韓国映画界にとっては必要だったのかなと想像する…。しかしこのオチだとク・ギョファンは粛清もののはずだけど実際にはその描写はないので、マイルド系の脱北ものとも言える。そもそもイ・ジェフンが主演の時点で、むしろこの映画はかなり「一般向け」に、あるメッセージを投げかけたかったのだとわかる。それは、「南側では失敗しても良い」という部分で、これは完全に嘘。失敗がおよそ許容されない社会である韓国で、あえて北朝鮮側のキャラにこれを言わせるという構造は秀逸だった。 で、映画自体も、タイトルやポスターが煽るほど「脱走」するシーンは少ない。途中もずっと緊迫するシーンが続くといえばそうだけど、それは脱北がこれほどまでにハードルが高く、無理ゲーである、ということをずっと描写するもので、「走る」のは本当に最後のところだけ。それでも、北朝鮮の風景と思われる、だだっ広く広大な平地の描写など、おそらくデジタルによる描出ではないかと思いつつも圧倒された。こんな殺伐とした、荒涼とした土地が、広大な範囲でただそこにあるということに。もしも南北が併合したら、この平地にたくさん家が建ったりして、本当にすばらしいだろうにと思うものの、自分が生きてる間は無理っぽいね。 境界線のインターホンが壊れていたのは緊迫してる中でちょっと笑ってしまった。韓国側もディスってるところに好感が持てた。マジでリアルにありそうだし。 【視聴:U-NEXT】