코멘트
しじらみ

しじらみ

2 years ago

2.5


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뱀의 길

영화 ・ 2024

평균 2.9

今年一番観るのが怖かった作品。ベストムービーをご覧いただければわかるように、アタシゃ『蛇の道』もATB級に好きなんですよ。それを現在の黒沢清がセルフリメイクするなんて不安で仕方ないに決まってるじゃないですか。いや、現在の黒沢清作品もそれはそれでしっかり楽しんできているからこそ、怖くなってしまうわけですよ。オリジナル版とは切り離して鑑賞するっつったってどうしたって比較してしまうし。 で、まず思ったのは黒沢清ってこんなシューティングゲームみたいな安易な主観映像とかダサいピント送りする人だったっけ?ということ。…ってのは逃げの感想だな…。 あとあれだよね、最初に捕まえた奴に「犯人はアイツだ!」と言われてうろたえるダミアン・ボナールとそれを詰問するする柴咲コウのカットで、画面の真ん中にテレビがないのね。これ、オリジナル版ではブラウン管テレビがものすごい存在感を放ってるのよ。見落としてるだけで置かれてたらマジごめん。でも、あのブラウン管テレビに宿っていた怨念や禍々しさがこちらのカットにはなくて、ああ、魔法が解けてしまっているなあと寂しさを感じてしまいました。 新島の職業を数学講師から精神科医に変更したのは絶対に改悪だと思う。お話としては分かりやすくなったけど、この改変によって香川照之と少女の切り返しがなくなっている。少女の後ろを電車が爆音で通過するショットは、黒沢清自身が「あれは凄いものが撮れた」的な振り返りをしていたじゃないか(どの媒体か忘れたけど)。 杖ついたオバサンもキャラクターが変更されているが、やはりそれと同時にあの不気味な存在感、禍々しさは消えている。もちろんクライマックスに見せる彼女の慟哭もなくなっている。あれけっこう重要な件だと思ってたんだけど。 いや、これらの要素をなくしたり改変したりするのは全然いいと思うんですよ。少女と電車のカットなんて二度と再現できないことはわかってるんだから、カットするのは賢明な判断だと思う。でも、それらに変わる凄まじいショットがあるかと言うと、残念ながら私には見つけられなかった。 柴咲コウが溶接している隣で捕まったオッサンが飯を這いつくばって食べて、その奥でダミアン・ボナールが射撃の練習をしてるカットは良かったけど、オリジナル版でもあったからなぁ。 ラストの心霊ビデオも悪くはなかったし、こういう映像を新作映画として劇場で観られること自体は嬉しいけど、オリジナル版を超えてるとは思えなかったしなぁ。