
ジュネ
8 years ago

유령의 도시
평균 3.7
SNSを武器に過激テロ組織ISと戦い続ける「RBSS(ラッカは静かに虐殺されている)」の活動を追ったドキュメンタリーで、あまりの衝撃的な内容に言葉を失い、食い入るように見つめるばかりでした。 監督のマシュー・ハイネマンは以前にも『カルテル・ランド』でメキシコ麻薬戦争の出口が一向に見えない惨状を捉えていましたが、命がいくつあっても足りないとはまさにこのこと。一体全体どんな心境で撮影に臨んでいるのか見当もつかないです。冒頭よりイスラム国によって見るも無惨に殺される人々の様子が次々に写し出され、これが現実なのか否かが区別がつかなくなってきます。 それでもなお自分の命を賭して国内外にテロ組織の実態を伝え続けようとする面々には、尊敬の念を超えてひとつの疑問が浮かんできます。それは「何が彼らをここまで駆り立てるのか」ということです。使命感なのか、復讐の念なのか…。カメラを通じて映し出されるメンバーの顔に、「もう後戻りのできないところまで来てしまった」とでも言いたげな複雑な表情が浮かんでいるようで、なんとも言えない気分にさせられました。 シリアの正確な現状を知る上で多くの人の目に触れるべき一作だと思います。