코멘트
2019年240本目は韓国初の陪審員制度をテーマとしたサスペンス、『8番目の男』。 ------------------------------------------------------------ 8番目にあたる主人公はとんでもない優柔不断で、何をするにも自分の意見がなく、見ていてホントにイライラするタイプです。ところが彼の妙な「こだわり」がやがて事件を大きく動かしていくことになりまして、見どころの1つは陪審員たちの丁々発止のやり取りでしょう。どいつもこいつも曲者揃いで、裁判所はスムーズに事件を解決に導くつもりがあったのか?とツッコミたくなるほど。 ------------------------------------------------------------ 何でもかんでもエンターテイメントに仕上げてしまう「韓国流」は本作でも存分に発揮されていて、ハッキリ言うとリアリティは何にもないです。素人が立入禁止のスポットに簡単に入れたり、通常の権限を超越した請求が通ったり、終盤にはとんでもない要求が認められます。こうした点を「娯楽」と割りきってしまえば問題はないものの、個人的には「わざとらしい」と感じてしまって微妙でした。 ------------------------------------------------------------ そもそも韓国の司法制度は世論の意見に左右され過ぎだと批判を受けているんですけど、作中でもほとんど裁判所が市民から構成された陪審制の言いなりになっていく姿が描かれており、風刺の効いた話だと思えばそこそこ楽しめる内容でした。
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