코멘트
てる

てる

6 months ago

4.5


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극장판 도라에몽: 진구의 지구 교향곡

영화 ・ 2024

평균 3.3

本当に良い作品だった。 声優が変わってからというもの、あまりドラえもんをしっかり観てはいなかった。映画もあまり刺さらない作品が多かった。だが、今回のは違う。子どもに向けたメッセージはもちろんふんだんに盛り込まれている。さらに丁寧なストーリー展開で子ども大人も楽しめる作品に仕上がっていた。 多くの伏線を差し込んでいた。それを丁寧に回収しているのが好印象だった。 流れ星の中で眠る赤ん坊、世界最古の楽器、のび太のノの音、風呂場の光。これを一個一個丁寧に描き、関連性を与え、物語に厚みを加えている。 音楽に多くの意味を乗せていた。 この作品では音楽は戦う手段であり、人間が生活する上で欠かしてはいけない大切なものである。 ただ、その音楽というのは一朝一夕で上達するものでない。努力の塊なのである。 しかし、その努力は辛いだけではない。音楽というのは楽しいのだ。皆で演奏することにより、心を1つにできる。人と人を結びつける大切なツールなのだ。もちろん演奏するだけではない。音楽を聴くことによって、気持ちを重ねることができる。音楽とはとても楽しくて美しいものなのだ。 そんな意味をこの作品は教えてくれた。 のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の4人が相性の良い楽器とパートナーになる。その楽器のレベルが徐々に上がり、パワーアップしていくというのはかなり子ども心を理解している。わくわくするよね。自分ならどんな楽器が選ばれるんだろうと胸を高鳴らせるよね。 その中でのび太が選ばれた楽器がリコーダーというのがいい。本来であれば、他の3人のように目立ってかっこいい楽器であってもいいはずだ。なのに、音楽の授業で苦戦中のリコーダーが選ばれる。しかも、中々上手くならない。他の3人はメキメキとライセンスのレベルを上げていくのに、のび太だけはゆっくりだ。 ドラえもんのひみつ道具を持ってしても、ひとっ飛びでは伝説の音楽家にはなれないのだ。特にのび太には練習する時間が必要だった。 私にはそれがとても子どもに向けた必要なメッセージが含まれているように思える。努力をせずにひとっ飛びで上手くはなれないのだ。人それぞれ上達の速度は違う。のび太のように遅い人もいる。 だけど、そんなのび太だからこそ出せる音楽がある。のび太の心からの音楽でドラえもんを復活させることが出来た。 のび太だからこそ出せる音がある。ノの音は褒められた音ではないが、のび太しか出せない個性なのだ。そののび太だからこそ出せたその音で世界を救えた。 ノの音はこの作品のキーワードだ。音楽に上手い下手はある。だけど、それだけではない。音楽は楽しむことが大事だ。様々な音があるからこそ楽しむことができるのだ。下手くそだけど、ノの音は今しか出せないのび太の個性なのだ。そう思うと、そのろくでもない音も大切な音に感じられるのだ。始めはバカにしていたノの音なのに、最後は胸が温かくなる優しい音に聞こえて、目頭が熱くなった。 SFとしても子ども騙しをしていなかった。宇宙空間では音がない。そこでピンチになる一同。 しかし、お風呂場の伏線で大逆転する。 音がない宇宙空間が、反響するお風呂場になるという設定。よく思いついたなぁと素直に感心した。とても面白い発想だ。 しかも、地球に住む全ての生き物が発する音、風や波音、地球全体から発する音が増幅され、ノイズを退治する。ドラえもんのひみつ道具の力だけではなく、のび太たちの活躍だけではなく、地球全体の音という力でノイズを退治したのだ。 音楽で地球が1つになったのだ。 とても壮大で美しいではないか。 音楽というテーマで、これだけ広い発想で物語が描けるたことに称賛を贈りたい。