코멘트
dreamer

dreamer

3 years ago

5.0


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프렌치 커넥션

영화 ・ 1971

평균 3.4

この「フレンチ・コネクション」を初めて観た時、高架線の上と下で、電車と車が繰り広げる、猛烈なカーチェイスに目を見張ったものだ。 あらためて観直しても、追跡場面の迫力は、色褪せてなかった。 だが、それ以上に、手持ちカメラをフルに活用して、ニューヨークの街や地下鉄を無許可のゲリラ的な隠し撮りで撮った映像の、ライブ感満載の不安定なスピード感に惹きつけられた。 そして、それは地べたを這いずり回って捜査する、刑事の視線が捉えた風景のようにも見えた。 ニューヨーク市警で薬物捜査を担当する、ジーン・ハックマン扮するポパイことドイル刑事は、相棒と訪れたナイトクラブで、不審な男女を見つけ内偵を始める。 それから数週間後、"フレンチ・コネクション"と呼ばれる麻薬組織の、フェルナンド・レイ扮する黒幕シャルニエが、フランスのマルセイユからニューヨークにやって来る。 大量の麻薬の取引を察知したドイル刑事らは、張り込みを続けるが、逆に殺し屋に命を狙われるのだった--------。 1960年代に実際に起きた事件を基にしたノンフィクション小説が原作で、事件を担当した刑事も映画に協力し、警察の幹部役で出演している。 この映画でアカデミー監督賞を受賞したウィリアム・フリードキン監督は、事実に根差したドキュメンタリー的な撮り方にこだわり、その事は、麻薬の常習者がたむろする店の捜索や街中での尾行のシーン等にリアリティーを与えたが、一方では、ドイル刑事の人物像を良くも悪くも規定する結果になった。 酒も女性も好きで、人種偏見に満ち、犯罪者に対して暴力を平気でふるう。 同年に公開された、クリント・イーストウッド主演の「ダーティハリー」のような、一匹狼的な美学はない。 観終わった後、カタルシスがないのは、そのせいかもしれない。 タフな刑事の実像かもしれないが、そばにいて欲しくないタイプの人間であるのは間違いない。