코멘트
原題は「Madre」、「母親」と言う意味。 スペイン、マドリードで暮らすエレナ。 元夫と出掛けた6歳の息子イバンが失踪してしまう。 冒頭の18分はイバンと携帯で会話するエレナの緊迫したシーンが続き、観る者を引き付ける。 その短編を基にその後を描いた長編映画です。 舞台はフランスのリゾート地。 「ヴュー=ブコー=レ=バン」と言う海岸地域。 海沿いのレストランで店長として働くエレナ、39歳。 息子の失踪後、ずっとこの地で暮らしている。 (おそらくイバンがいなくなった海岸) ある時、パリから避暑に訪れた少年ジャンを見かける。 ジャンのあとをつけるエレナの行動に危うさが感じられた。 その後、レストランに通うジャンと親しくなるエレナ。 この地の人はエレナを「子どもが失踪しておかしくなったスペイン人」とか「ビーチの変人」と認識している事情をジャンは知っているのか。 それでも最初は愛する子どもが失踪した母親の気持ちを思うと同情してしまったのですが…。 恋人ヨセバにも支えられているのに、ジャンに想いを寄せるエレナ。 ジャンの両親にも警戒され拒絶されるエレナ。 この地を離れようとするエレナにジャンからのSOSの電話。 まるで10年前のイバンと同じよう。 森で再会したジャンとエレナ。 森の中で停まっている車のシーンが意味深でした。 2人は致したのか致さなかったのか! いろんな解釈があると思うが、ジャンに息子イバンのおもかげを求めただけなら良いが、性的な衝動を持ったなら印象が変わる。 途中でバーからの帰り道に若者の車に乗ったエレナだけにどう判断するか問題だな…。 最後の最後、元夫に電話をする意味も解釈はいろいろだと思う。 エレナが全てを乗り越えて元夫を赦すのかもしれない。 どちらにしてもイバンを失った境遇は2人しかわからないし。 (失踪の詳細もわからないので難しい) エレナを演じたマルタ・ニエト。 美しくスタイルの良い彼女。 最初は無表情だったのにジャンを見かけて変わっていく経緯はお見事でした。 でも共感はできない…。
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