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    star3.0
    2020.8.8.131 ネタバレあり 邦題の“雨の日は会えない、晴れた日は君を想う”が、なんと意味深で詩的でステキな言葉だろう!と興味が湧いたので観賞。原題は“Demolition(解体)” 事故で妻を亡くしたディビスは、喪失感から言動がおかしくなっていく。喪失感というより、妻が死んだのに深い悲しみを感じないことへの戸惑いか?そこから何かを破壊・解体することで渇きを満たそうとするが、ある日妻が書いた数々のメモを発見し、妻をきちんと愛していたことを思い出し悲しみを感じることができるようになり、解体された心が再生へと向かっていく。悲しむことで満たされる、そんな感情もあるんだな。 妻を亡くした日に自販機でお菓子を買おうとしたが、お菓子が出てこず、クレームの手紙に妻への想いを書き送る場面。なんとなく好き。 邦題となった言葉は、妻が車のサンバイザーに書き残したお遊びのメモ“If it's rainy, You won't see me, If it's sunny, You'll Think of me.”から取ってあるようだ。この邦題、あまり評判良くなかったりもするみたいだけど、個人的には好きだな。詩的でステキじゃないか
    230
    何か大切(であったはず)なものをなくしても、その喪失感さえなく、その空虚さを埋めるすべもない。不具合を持ってるものは一度解体してみようと、いろいろとことん破壊していくというギリギリな主人公を演じたジェイク・ギレンホールがただただ素晴らしい。この人の目は、ぼんやりとした虚ろな感じから、スイッチ入ってギラギラな感じまで本当に自由自在なのだ。 自分の家も破壊してみたり、他の家族と触れ合ってみたりすることで、なんとなく客観的に自分の立ち位置を確認していく。そうだ、やはり妻は大事な存在だったのだ、と気づいたことで、破壊ではなく、やっと再生に向かったのですね。その象徴のメリーゴーランド。 …それにしても。この邦題はあり得ない、というか、最後に符合する大事な言葉なのはわかるけど、訳がひどい。原文を調べてやっと納得。「雨が降ったら気づかないわね、晴れたならきっと」。本来こういう意味でしょう。
    164
    詩のような邦題ですがタイトルの「Demolition」はまさに「解体」「破壊」! 主人公のジェイク・ギレンホールがいろいろと破壊しまくる映画です…な~んて。 多分好き嫌いの分かれる作品かもしれません。 妻を突然の事故で亡くしたデイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は哀しみを感じることもなく虚無感におそわれていた。 あまりにも妻に対して無関心だった自分の本当の気持ちは何だろう。 妻の父親に言われたことがきっかけで様々なものを分解、解体する奇行に陥ります。 そして自分の家までハンマーやブルドーザーで破壊しまくるのですが、これが凄かった。 デイヴィスには全てから解放される必要があったのかもしれません。 寄り添うカレン(ナオミ・ワッツ)や息子のクリスの存在も良かった。 そして義父役のクリス・クーパーの安定した存在感! 「遠い空の向こうへ」でもジェイクの厳しい父親役で共演しましたが、味のある役者で大好きです。 もちろんジェイク・ギレンホールはもっと好き。 最後の方で気持ちを解放するように笑顔で走るシーンは良いです! ジェイクだからこそ演じられる作品でした。 音楽もサイコーでした!
    80