矢萩久登5.0約65年にわたって愛され続けた丸の内TOEIさんも7月27日(日)の閉館まで残すところあと1週間。 本日は『「鬼滅の刃」無限城編』が絶賛公開中の最中、五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』(1982)を鑑賞。 『鬼龍院花子の生涯』(1982年/146分) 監督・五社英雄氏、原作・宮尾登美子氏の大ヒット作。 夏目雅子氏のドスの効いた「なめたらいかんぜよ!」は流行語にもなりました。 ちょうど公開当時に高知県に在住。 本作同様高知(土佐)を舞台にした宮尾氏原作『陽暉楼』(1983)、『櫂』(1985)や、武田鉄矢氏主演『刑事物語4 くろしおの詩』(1985)、果てはTVドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(1985放送)では2代目麻宮サキ(演:南野陽子氏)が土佐弁を披露と、にわかな高知(土佐)ブームに地元民として歓喜しておりました。 「ちゅーちゅー、にゃーにゃー、がーがー」の独特の土佐弁の言い回しとイントネーションに苦労したのは良い思い出、当時はまだ桂浜に「土佐闘犬センター」も営業中でした。 本作の面白いところは表題の「鬼龍院花子」が夏目雅子氏ではないところ。 土佐の侠客・鬼龍院政五郎(演: 仲代達矢氏)に12歳で養女として貰い受けられ、政五郎の義侠心あふれ豪放磊落な生き様や一家を取り巻くしがらみに翻弄されながらも、政五郎の反対を押し切り学問をおさめ小学校教師となる「松恵」を夏目雅子氏が演じ、「花子」は政五郎と妾の間にようやく産まれた一粒種のため甘やかされて育てられ無学、一家の人間関係に最後の最後まで翻弄され身をやつす悲劇的な女性を「松恵」とのコントラストを強く描かれています。 侠客の世界を肌身に感じつつ、決して周りに流されず自分の信じた道(学問・恋愛)に邁進するが、政五郎たちに育てられた影響で、内に激情を秘める女性に成長。 その発露が亡夫の分骨に難色を示す遺族に対しての「なめたらいかんぜよ!」の一発の啖呵セリフに凝縮されており見事です。 基本は鬼龍院政五郎の波乱万丈な生涯を描いた作品ですが、松恵(=女性)の目線から描いた点は、既存の任侠・実録作品にはない新鮮さと多くの女性も共感でき大ヒットも納得です。 大スクリーンで観る夏目雅子氏は輝くばかりの美貌、息をのむ美しさ。 激しいシーンも体当たりで演じきっており、女優として脂の乗った時期の夭逝は本当に惜しいですね。 また松恵の少女時代を演じた仙道敦子氏も名演。 少女時代(仙道氏)から大人(夏目氏)へのオーバーラップは違和感なく驚きでした。좋아요6댓글0
しまとも3.5夏目雅子、仲代達也主演。昭和初期の土佐を舞台にしたヤクザ映画。豪華俳優陣。親分、仲代達也の鬼気迫る目力が凄い。夏目雅子の美しさがこれまた凄い。監督、五社英雄。果たしてこんな映画今作れるかな。男と女の情念が絡み合って、凄い迫力と見せ場の連続。俳優陣の熱気が伝わってくる。ラスト近く、夏目雅子のキメ台詞には痺れる。題名は花子の生涯なんやけど、花子が主役ではない。좋아요4댓글0
はるくま5.0何度も観ている作品ですが、役者御一人お一人の演技熱量を感じます。 夏目雅子さんの凛とした佇まい。意志のある目ヂカラ。 みなさんが、艶やかでかっこいい。 政五郎も、裏表なく、不器用な生き方がまたかっこ良かった。 これこら先も何度も観るだろう作品。좋아요2댓글0
kom4.0一人の哀れな女"花子"の生涯を通し、一人のヤクザ者の男"鬼政"と、その養女"松恵"の人生を描いた傑作。実際には花子の出番がかなり少ない、というのも意外性が強く面白い物語の構成だった。 とにかく鬼政と松恵のキャラクターが素晴らしい。鬼政はクールな極道のカシラのようでいて、あまり頭の良い方ではなく、寧ろ直情型で独占欲の強い人間。彼はヤクザとしての上下関係より自身の信条を重んじ、常に自分が心を動かされた方に肩入れをする。嫉妬から信頼していた男の指を詰めさせたり養女に手を出したり、本当どうしようもない男なのだが、そこが不器用で愛おしい。鬼政は松恵に対して"娘"と"女"の両方を見ており、松恵は愛憎入り交じる複雑な感情を鬼政に持っている。二人の関係はとても歪で美しい。仲代達矢と夏目雅子が完璧。舐めたらいかんぜよ!は本当最高。岩下志麻は凄い格好良いし、夏木マリも良い味出してた。子役も良かったし、花子役のチョイスも絶妙。しかし女優陣は確かにしっかり脱いで頑張っていたが、このジャケットだとエロ映画みたいで残念。実際は不器用なヤクザ男の生き様を描いた渋い作品なのに。좋아요2댓글0
矢萩久登
5.0
約65年にわたって愛され続けた丸の内TOEIさんも7月27日(日)の閉館まで残すところあと1週間。 本日は『「鬼滅の刃」無限城編』が絶賛公開中の最中、五社英雄監督『鬼龍院花子の生涯』(1982)を鑑賞。 『鬼龍院花子の生涯』(1982年/146分) 監督・五社英雄氏、原作・宮尾登美子氏の大ヒット作。 夏目雅子氏のドスの効いた「なめたらいかんぜよ!」は流行語にもなりました。 ちょうど公開当時に高知県に在住。 本作同様高知(土佐)を舞台にした宮尾氏原作『陽暉楼』(1983)、『櫂』(1985)や、武田鉄矢氏主演『刑事物語4 くろしおの詩』(1985)、果てはTVドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(1985放送)では2代目麻宮サキ(演:南野陽子氏)が土佐弁を披露と、にわかな高知(土佐)ブームに地元民として歓喜しておりました。 「ちゅーちゅー、にゃーにゃー、がーがー」の独特の土佐弁の言い回しとイントネーションに苦労したのは良い思い出、当時はまだ桂浜に「土佐闘犬センター」も営業中でした。 本作の面白いところは表題の「鬼龍院花子」が夏目雅子氏ではないところ。 土佐の侠客・鬼龍院政五郎(演: 仲代達矢氏)に12歳で養女として貰い受けられ、政五郎の義侠心あふれ豪放磊落な生き様や一家を取り巻くしがらみに翻弄されながらも、政五郎の反対を押し切り学問をおさめ小学校教師となる「松恵」を夏目雅子氏が演じ、「花子」は政五郎と妾の間にようやく産まれた一粒種のため甘やかされて育てられ無学、一家の人間関係に最後の最後まで翻弄され身をやつす悲劇的な女性を「松恵」とのコントラストを強く描かれています。 侠客の世界を肌身に感じつつ、決して周りに流されず自分の信じた道(学問・恋愛)に邁進するが、政五郎たちに育てられた影響で、内に激情を秘める女性に成長。 その発露が亡夫の分骨に難色を示す遺族に対しての「なめたらいかんぜよ!」の一発の啖呵セリフに凝縮されており見事です。 基本は鬼龍院政五郎の波乱万丈な生涯を描いた作品ですが、松恵(=女性)の目線から描いた点は、既存の任侠・実録作品にはない新鮮さと多くの女性も共感でき大ヒットも納得です。 大スクリーンで観る夏目雅子氏は輝くばかりの美貌、息をのむ美しさ。 激しいシーンも体当たりで演じきっており、女優として脂の乗った時期の夭逝は本当に惜しいですね。 また松恵の少女時代を演じた仙道敦子氏も名演。 少女時代(仙道氏)から大人(夏目氏)へのオーバーラップは違和感なく驚きでした。
しまとも
3.5
夏目雅子、仲代達也主演。昭和初期の土佐を舞台にしたヤクザ映画。豪華俳優陣。親分、仲代達也の鬼気迫る目力が凄い。夏目雅子の美しさがこれまた凄い。監督、五社英雄。果たしてこんな映画今作れるかな。男と女の情念が絡み合って、凄い迫力と見せ場の連続。俳優陣の熱気が伝わってくる。ラスト近く、夏目雅子のキメ台詞には痺れる。題名は花子の生涯なんやけど、花子が主役ではない。
うにゃ
3.5
스포일러가 있어요!!
ニーナ
4.0
1982年 日本 ドラマ 夏目 雅子の台詞が印象的な映画。
はるくま
5.0
何度も観ている作品ですが、役者御一人お一人の演技熱量を感じます。 夏目雅子さんの凛とした佇まい。意志のある目ヂカラ。 みなさんが、艶やかでかっこいい。 政五郎も、裏表なく、不器用な生き方がまたかっこ良かった。 これこら先も何度も観るだろう作品。
kom
4.0
一人の哀れな女"花子"の生涯を通し、一人のヤクザ者の男"鬼政"と、その養女"松恵"の人生を描いた傑作。実際には花子の出番がかなり少ない、というのも意外性が強く面白い物語の構成だった。 とにかく鬼政と松恵のキャラクターが素晴らしい。鬼政はクールな極道のカシラのようでいて、あまり頭の良い方ではなく、寧ろ直情型で独占欲の強い人間。彼はヤクザとしての上下関係より自身の信条を重んじ、常に自分が心を動かされた方に肩入れをする。嫉妬から信頼していた男の指を詰めさせたり養女に手を出したり、本当どうしようもない男なのだが、そこが不器用で愛おしい。鬼政は松恵に対して"娘"と"女"の両方を見ており、松恵は愛憎入り交じる複雑な感情を鬼政に持っている。二人の関係はとても歪で美しい。仲代達矢と夏目雅子が完璧。舐めたらいかんぜよ!は本当最高。岩下志麻は凄い格好良いし、夏木マリも良い味出してた。子役も良かったし、花子役のチョイスも絶妙。しかし女優陣は確かにしっかり脱いで頑張っていたが、このジャケットだとエロ映画みたいで残念。実際は不器用なヤクザ男の生き様を描いた渋い作品なのに。
あつし
4.0
夏目雅子の熱演
葛城真実(かつらぎまさみ)
3.5
五社英雄監督作品の良さが分かるようになったのは最近だったりします。 良いですね。
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