最初から期待していなかったので、まあまあ楽しめました。まるで、主人公がゲームの中に入ってしまったかのような（実際は元妻が作った歴史修正装置のような機械らしいのですが）世界で、死んでは何度も繰り返す事で、段々先の展開に進めるストーリーです。 最後、やっと正解に辿り着くまで、主人公の死に様とか殺し屋との対戦、また、子供との時間など、趣向が沢山観られ、それはそれで面白かったです。 メル・ギブソンはと言えば、特に見せ場もありませんから、メル・ギブソンの次回の映画製作の資金にでも充てる気持ちで出演したのかなとか思えました。 最後、あっさりとエンドになります。うーん、それよりも、気が付くと、主人公がまた同じ闘いの一日が始まり項垂れるラストでも面白かったのではとか思いました。

私は観音、観音が成敗。 「剣が武器になるのは持つ人次第、 車の鍵と同様に体の延長ではない。 素人が持つと薄っぺらい棒に過ぎない。 でも持ち手の目に決意が浮かぶと破壊的な武器に変わる。」 俺はロイ、ロイが成敗。

【あらすじ】 殺されたら同じ日で目が覚めてしまう男が、なんとか明日を迎えようと頑張るお話。 【ひとこと】 テンポが良い！ 【感想】 ストーリー自体は非常にシンプルで何度も観てきたようなありふれた内容。 何番煎じだという気もするけどとにかくテンポが良く見ていて飽きない。 また、こういった繰り返し系は伏線がすごかったりあっと驚く展開があったりすることも多いけど本作はその辺は拘らず、テンポやアクションに振った感じ。 おかげでサクッと見られるけど満足感はそれなりに高かった。