dreamer3.0この映画「大脱獄」は、ジョセフ・L・マンキウィッツ監督にしては珍しい、西部劇刑務所映画という娯楽篇というのが、映画ファンとしては食欲をそそられる。 開巻、主要人物たちが刑務所へ入るまでのいきさつが、挿話的に紹介されていくが、カーク・ダグラスのがめつい強盗が、実に精彩を放っている。 わざわざ眼鏡をかけたりして、紳士気取りなのが面白い。 若いマイケル・ブロジェットが、はずみで恋人の父を殺してしまう描写も印象的だ。 ヘンリー・フォンダの保安官が、拳銃を持たずに酔っ払いの無法者に近づいて撃たれてしまうのは、西部実伝のパロディとして笑わせる。 刑務所に集まったのが、一筋縄ではいかない連中ばかり、腕は立たなくても悪知恵が働く奴もいるので、「一人の悪党がいた---」という原題が意味する一人は誰なのかが、パズル的な興味を繋いでいくが、所長になって赴任してきたヘンリー・フォンダとカーク・ダクラスの腹の探り合いも見どころになっている。 この刑務所は砂漠の真ん中、たとえ脱出しても、どうやって砂漠を越えるかがまた問題になる。 この問題を焦点に展開する、カーク・ダグラスの脱走計画が派手な見せ場で、アクション映画ファンのお楽しみだが、洒落た味が好きなファンには、その後がお楽しみとなっている。 ヘンリー・フォンダという俳優を、なぜわざわざ出演させたかがよくわかり、思わずニヤリとさせられる。좋아요1댓글0
akubi2.5悪いことをしたのなら、きちんと捕まって、囚われていてほしい。 なんておもって観始めていたけれど、 何処かのお家の、アヒルと少女のステンドグラスみたいに、だんだんと温かみに彩られ、輝きをましてくる。 それぞれのキャラクターも丁寧に描かれ愛に満ちていた。 けれど、正義 と 誠実さ と 人 を、信じていたかった彼の最後の決断が、なんとも皮肉でアメリカ的。 『やっぱり煙草も酒もやめられねぇ。』 だってさ。なんだかとても悲しい。 가장 먼저 좋아요를 누르세요댓글0
dreamer
3.0
この映画「大脱獄」は、ジョセフ・L・マンキウィッツ監督にしては珍しい、西部劇刑務所映画という娯楽篇というのが、映画ファンとしては食欲をそそられる。 開巻、主要人物たちが刑務所へ入るまでのいきさつが、挿話的に紹介されていくが、カーク・ダグラスのがめつい強盗が、実に精彩を放っている。 わざわざ眼鏡をかけたりして、紳士気取りなのが面白い。 若いマイケル・ブロジェットが、はずみで恋人の父を殺してしまう描写も印象的だ。 ヘンリー・フォンダの保安官が、拳銃を持たずに酔っ払いの無法者に近づいて撃たれてしまうのは、西部実伝のパロディとして笑わせる。 刑務所に集まったのが、一筋縄ではいかない連中ばかり、腕は立たなくても悪知恵が働く奴もいるので、「一人の悪党がいた---」という原題が意味する一人は誰なのかが、パズル的な興味を繋いでいくが、所長になって赴任してきたヘンリー・フォンダとカーク・ダクラスの腹の探り合いも見どころになっている。 この刑務所は砂漠の真ん中、たとえ脱出しても、どうやって砂漠を越えるかがまた問題になる。 この問題を焦点に展開する、カーク・ダグラスの脱走計画が派手な見せ場で、アクション映画ファンのお楽しみだが、洒落た味が好きなファンには、その後がお楽しみとなっている。 ヘンリー・フォンダという俳優を、なぜわざわざ出演させたかがよくわかり、思わずニヤリとさせられる。
akubi
2.5
悪いことをしたのなら、きちんと捕まって、囚われていてほしい。 なんておもって観始めていたけれど、 何処かのお家の、アヒルと少女のステンドグラスみたいに、だんだんと温かみに彩られ、輝きをましてくる。 それぞれのキャラクターも丁寧に描かれ愛に満ちていた。 けれど、正義 と 誠実さ と 人 を、信じていたかった彼の最後の決断が、なんとも皮肉でアメリカ的。 『やっぱり煙草も酒もやめられねぇ。』 だってさ。なんだかとても悲しい。
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