不親切と感じるほど説明的な台詞が一切無く物語が進んでいく。 登場人物と人物背景とでパズルのピースが嵌まっていくように全体像が見えてきて 核心に触れたとき「……え？」となった。 一番の残酷描写は悪人がやられるところじゃなく強盗被害者だったところも全体のバランスとして良かった！ 表情がほとんど変わらないﾎｾが 過去の映像では別人と思う程に表情ゆたかなのも心が痛くなる。 とんでもない犯罪者で他人を傷付けるクセに家族を愛して神様を信じてって理解出来ない。 アジア犬肉紀行の韓国犬料理店店主の理屈だな…「飼ってる犬と食肉犬は別物、殺すことに抵抗無い」 やられたら嫌なことを人にしてはダメです( ´∀`)

★予備知識なしで観るのがオススメ★ 【ネタバレ注意】 『ゴア賞』って理由で“みたい”に入れ、やっと鑑賞。邦題から復讐劇と分かってた状態で。 私には、1回観るだけで満足できた作品に✨ さて。これ以下は観てない人は見ないでね。 * * * 静かなる” …確かに、まさに。邦題良し。 * 男の登場からの淡々とした流れから、つまらない作品なのか…と思いきや。いやいやいや。 観終わってから『え？1時間半ちょいの作品だったの？』とびっくりした。 だって、3時間くらいに感じたから。 それだけ詰め込まれていたってことなのに 特に、理解できない面もなく、良い意味で長く感じられた。 * つまらなくて長く感じる作品は多々あれど 面白くて長く感じる、そんな作品は 今までのアタシの映画歴には、殆どない。 * 復讐を腹に括った男の決意。 自分がされた行為を、自分がする側になる、皮肉や虚無感、矛盾…。それを超え、制裁を下す男の決断と怖さ。 この一連の復讐に至る“静かな”描き方が、めちゃイイ。 男はその後、どうなったのか…？ それを残すも、私が頭をひねって気持ち悪くなるどころか『ま、いっか』と直ぐにサッパリと切り替えられた。それだけ、劇中で描かれた男の決断と行動が、潔よかったからだろうな〜。 疲れない心地良い余韻に浸れた。

そこも復讐なのかってところもあった。 殺すときの演技すごかった。 最後は一件落着って思ってよかったのかな.