Takmaaaaani243.5丸定規を使ってマスを埋めるというのが、映画の現場でマスを埋めるエキストラの役割と掛かっていてニンマリしてしまった。香川照之の記憶を取り戻してからの豹変が、恐ろしさも感じる振り幅で、名優此処に在りを感じた!좋아요8댓글0
星ゆたか3.02023.8.28 映画監督集団【5月】の長編デビュー作品。 メディアクリエーターの佐藤雅彦(54年生まれ)さんと。 NHKドラマ演出を行ってきた関友太郎(87年生まれ)さん。 多岐に渡るメディアデサインを手掛ける平瀬謙太朗(86年生まれ)さん。 この三人の共同監督による、オムニバス作品ではない一本の映画。 ちなみに佐藤雅彦さんは99年の「だんご三兄弟」(291.8万枚のヒット)を手掛けたことでも有名。 エキストラ俳優の日常をユニークな視点で演出し見せた。 《地なのか撮影なのか、分からない感じのまんまの》映像で、観客を翻弄しながら進んでいく。 時代劇なら、明らかに主人公の日常と違うから。それは分かるが。 ところが、普通の格好の主人公が撮影が終わった後で、寄った酒場なのかと思っていたら。 あるいは食事に寄った中華料理屋などと思っていたら。 騒然と殺されるドラマが、次の瞬間に展開されビックリさせられる訳だ。 また時にはビヤガーデンの客の場面では。 初めて会った者どうしで。ぎこちない会話をしてたと思ったら。その相手はやはりエキストラの1人で。 本番では“表情”で、その他の背景の、いかにも仲の良い友人を装おった芝居を見せるといった。 制作の裏側の人達の様子を堪能させられました。 ただそんな中でも一際惑わせられるのは。 同棲中の女性との日常かと思わせる相手との暮らしぶりが。 テレビドラマの唯一セリフのある役だったという所です。 洗面所での歯磨きのシーンや散歩先で、写真を撮って上げたり、撮ってもらったりする“幸せな日常”が全てテレビドラマのワンシーンだったというネタバラシ。 そう言えばこの主人公はそんな日常のどんな光景でも。 どこか“生きている覇気”が感じられない。淡々と日常を通り過ごしているていあいで。 これは12年前にタクシードライバーをやっていた“山下さん”の時に。 同僚と争いごとの怪我で記憶喪失になり。さすらった果ての地での生活。 以降“宮松さん”としての人生を過ごしていて。 人間として、過去の自分の解らない、アイデンテイの定まらない、“張りのない”人生を過ごしてきた、その姿そのものだったのです。 精神科の医師は『あの位の頭の傷の怪我で。過去の記憶が全く無くなるのは考えにくい。』と診察後に助手に話す。 『あの人は何か心の問題があったんじゃないかな』と。 途中タクシードライバー時代の同僚がTVドラマで見かけたと撮影所を訪ねてくる。 12歳違いの妹(実は母親が違う兄妹だった)が結婚していて話したら、失踪していた兄に是非会いたいと言ってきたと。 この後京都から横浜の妹夫婦の、彼にとっても実家に何日か寄り。 日本酒や煙草を好み、野球選手としてもタクシー会社で活躍していたという、かつての兄の素性の所からの追体験で。 少しずつ過去の記憶を村松さんは取り戻していく。 今はホテルマンをしている妹の夫は、もとはタクシードライバーの同僚の1人で。妻とこの兄との親睦さを懸念する。 実はこの妹の夫の精神的立ち位置が、この兄妹の人生に大きな影を落としているのが、 この物語の基軸になっている。 そしてその義兄がこっちでまたタクシードライバーの仕事の生活かと思いきや。 やはり京都へ戻ってしまったので。 『兄さんは記憶が戻らないままで、いずらかったんだろうね』と夫は妻にいう。 すかさず妻(妹)は『戻ったんだよ』と返す。 この最後の夫婦の会話の言葉が、 この物語の全ての種明かしに。 香川さんはこの映画の公開(22年11月)の前の8月に。 私生活の酒乱癖のスキャンダル報道で、大切な俳優生命を縮めてしまった。しかし海外でも絶賛された本作での演技はさすがにでした。 再起を心より願います。좋아요7댓글0
マルタ4.0 不穏なBGM、少ない台詞だからこそ香川さんの演じる宮松、記憶喪失前の山下の表情から何かを読み取ろうと注意深く観察してしまう。 その、意図に対しての演技力は流石だなと思った。エキストラの演技か普段の生活なのか分からなくなって、気付けばハズレで撃たれた。奥さんも奥さんでは無く翻弄された。静かな終わり方も重厚感があった。色いろな役を演じて自分を見失ったりはしないのかなと単純に思った。좋아요6댓글0
uboshito3.5香川照之が不祥事発覚して活動自粛して「以降」に公開された、現時点では最後の出演映画。だからメディアにもほぼ取り上げられず、埋もれた作品になった感じだけど、それを超越する興味をそそられるタイトルで見始めた。冒頭、いきなり「Dentsu」とか出てきた時には「ありゃりゃ〜」となるも、ファーストカットから最後に至るまで北野武風の撮影と編集の仕方で(物語の内容や方向性は全然違うけど)、淡々と映画が進行していくのにすっかり惹き込まれた。エキストラの仕事を淡々と描写する前半部分には、その淡々さとは裏腹に、とてもゾクゾクさせられた。この時点で「これは面白い映画だな」とわかるのよね、やっぱり。 ただ実際には「映画が進行」というほどの話の内容もなく、大きなあらすじも大した話ではない。しかし、普通の「映画鑑賞」の姿勢で見ていると「えっ?!」と思わされる編集がなされていて、この淡々とした映像とトリッキーな演出があまりに相反するものすぎて、とても面白かった。野波麻帆と暮らしているのかと思いきや…というような。 エキストラとはいえ、役をもらうこともあるので、実際には「俳優」の端っこにはいる感じの主人公が、ラスト、妹の前で「演じ続ける」様子は、香川照之の真骨頂だと思う(韓国映画「スリープ」にも似たような展開があった)。やはりこの人を失くしたことは惜しい。失くしてないけど…そろそろ禊も済んだろうから、俳優として一から出直してもらいたいです。 クレジット見たら、監督・脚本・編集を三人でやっていたようで、Wiki読んで納得。制作体制が斬新。なるほどだから電通なのかな…最初に電通が制作とかやばすぎじゃん、と思ってしまったことは謝ります。ものすごく好きな映画でした。ただ、ちょっと北野映画に汚染されすぎている気もしたので、星は半分減らしました。面白かったよ。 【視聴:Amazon Prime】좋아요4댓글0
亮一5.0名前だけのタイトル 何なんだ!想像力を掻き立てる。淡々と物語が続く 疑問を投げかけられて最後に回収されるが多くを語らない分やはり想像力を掻き立てられた。アパートの美人の同居人 現実かと思っていたら騙された。香川さんがエキストラ役なんだけどやはり存在感半端ないオーラ出まくり、それを抑えエキストラに徹しているところやはり名俳優です。素直によかった。좋아요4댓글0
my life3.5個人的に好きそうな類いだと思い「宮松と山下」を初鑑賞してみた。例によって内容は何も知らないが雰囲気は好みだと予想。 主演は香川照之。メディアから、ぽっかりと姿が消えたみたいだが、こんなトコロにいたんやね。まだ、新しい作品みたいなので触れてみよう。 どうやら、記憶をなくした男の話である。香川照之×記憶をなくした男と言うと、真っ先に「鍵泥棒のメソッド」を思い出してしまう。 相変わらず、記憶をなくした男の演技が上手いなぁ。「鍵泥棒のメソッド」でも多分、同じようなコメントをしたが記憶が無い時と記憶が戻った時の自然な演技はやはり秀でている。 さてと、この映画のちょっぴり斬新なトコロは記憶をなくした男がエキストラ役の俳優であるコト。現実か演技の中の世界かを、わざと分かりづらいようにしている。 ふ~む、余り本編には関係無いがアレが演技の中の世界とはね。騙されちゃうね。全くもって余談やけど、この発想を最後のオチに持ってきたら別の意味で面白い映画になっていたかも…なんて。 まぁまぁ、そんな個人的な妄想話はさておき、タクシー運転手をしていた時の同僚が登場し急展開を迎える。どちらと言えば、ここからが重要な展開やんね。 妹の中越典子と、その夫となる津田寛治。まぁ、当の本人には記憶が無いので、ぎこちない関係だ。さてと、こうなれば気になるのは記憶が戻る瞬間。 フムフム、ソコで分かるのね。「鍵泥棒のメソッド」では聴覚に関わるコトで戻ったが、やはり五感が関係しているのね。 いやでも、もしかしたら記憶をなくしていないと言う線もあるのかな…なんて思うがほんまのトコロは、どうなんやろう。香川照之の存在感は、やはり際立つものだと感じた今日この頃。좋아요3댓글0
Takmaaaaani24
3.5
丸定規を使ってマスを埋めるというのが、映画の現場でマスを埋めるエキストラの役割と掛かっていてニンマリしてしまった。香川照之の記憶を取り戻してからの豹変が、恐ろしさも感じる振り幅で、名優此処に在りを感じた!
星ゆたか
3.0
2023.8.28 映画監督集団【5月】の長編デビュー作品。 メディアクリエーターの佐藤雅彦(54年生まれ)さんと。 NHKドラマ演出を行ってきた関友太郎(87年生まれ)さん。 多岐に渡るメディアデサインを手掛ける平瀬謙太朗(86年生まれ)さん。 この三人の共同監督による、オムニバス作品ではない一本の映画。 ちなみに佐藤雅彦さんは99年の「だんご三兄弟」(291.8万枚のヒット)を手掛けたことでも有名。 エキストラ俳優の日常をユニークな視点で演出し見せた。 《地なのか撮影なのか、分からない感じのまんまの》映像で、観客を翻弄しながら進んでいく。 時代劇なら、明らかに主人公の日常と違うから。それは分かるが。 ところが、普通の格好の主人公が撮影が終わった後で、寄った酒場なのかと思っていたら。 あるいは食事に寄った中華料理屋などと思っていたら。 騒然と殺されるドラマが、次の瞬間に展開されビックリさせられる訳だ。 また時にはビヤガーデンの客の場面では。 初めて会った者どうしで。ぎこちない会話をしてたと思ったら。その相手はやはりエキストラの1人で。 本番では“表情”で、その他の背景の、いかにも仲の良い友人を装おった芝居を見せるといった。 制作の裏側の人達の様子を堪能させられました。 ただそんな中でも一際惑わせられるのは。 同棲中の女性との日常かと思わせる相手との暮らしぶりが。 テレビドラマの唯一セリフのある役だったという所です。 洗面所での歯磨きのシーンや散歩先で、写真を撮って上げたり、撮ってもらったりする“幸せな日常”が全てテレビドラマのワンシーンだったというネタバラシ。 そう言えばこの主人公はそんな日常のどんな光景でも。 どこか“生きている覇気”が感じられない。淡々と日常を通り過ごしているていあいで。 これは12年前にタクシードライバーをやっていた“山下さん”の時に。 同僚と争いごとの怪我で記憶喪失になり。さすらった果ての地での生活。 以降“宮松さん”としての人生を過ごしていて。 人間として、過去の自分の解らない、アイデンテイの定まらない、“張りのない”人生を過ごしてきた、その姿そのものだったのです。 精神科の医師は『あの位の頭の傷の怪我で。過去の記憶が全く無くなるのは考えにくい。』と診察後に助手に話す。 『あの人は何か心の問題があったんじゃないかな』と。 途中タクシードライバー時代の同僚がTVドラマで見かけたと撮影所を訪ねてくる。 12歳違いの妹(実は母親が違う兄妹だった)が結婚していて話したら、失踪していた兄に是非会いたいと言ってきたと。 この後京都から横浜の妹夫婦の、彼にとっても実家に何日か寄り。 日本酒や煙草を好み、野球選手としてもタクシー会社で活躍していたという、かつての兄の素性の所からの追体験で。 少しずつ過去の記憶を村松さんは取り戻していく。 今はホテルマンをしている妹の夫は、もとはタクシードライバーの同僚の1人で。妻とこの兄との親睦さを懸念する。 実はこの妹の夫の精神的立ち位置が、この兄妹の人生に大きな影を落としているのが、 この物語の基軸になっている。 そしてその義兄がこっちでまたタクシードライバーの仕事の生活かと思いきや。 やはり京都へ戻ってしまったので。 『兄さんは記憶が戻らないままで、いずらかったんだろうね』と夫は妻にいう。 すかさず妻(妹)は『戻ったんだよ』と返す。 この最後の夫婦の会話の言葉が、 この物語の全ての種明かしに。 香川さんはこの映画の公開(22年11月)の前の8月に。 私生活の酒乱癖のスキャンダル報道で、大切な俳優生命を縮めてしまった。しかし海外でも絶賛された本作での演技はさすがにでした。 再起を心より願います。
マルタ
4.0
不穏なBGM、少ない台詞だからこそ香川さんの演じる宮松、記憶喪失前の山下の表情から何かを読み取ろうと注意深く観察してしまう。 その、意図に対しての演技力は流石だなと思った。エキストラの演技か普段の生活なのか分からなくなって、気付けばハズレで撃たれた。奥さんも奥さんでは無く翻弄された。静かな終わり方も重厚感があった。色いろな役を演じて自分を見失ったりはしないのかなと単純に思った。
ユウ
3.5
共同脚本、監督の佐藤雅彦で鑑賞。説明セリフがほとんど無い、独特の雰囲気がある作品だった。香川照之の佇まいが良かった。
montine🐈
3.5
記憶が戻ってからの演技が微妙に違うのがすごい!
uboshito
3.5
香川照之が不祥事発覚して活動自粛して「以降」に公開された、現時点では最後の出演映画。だからメディアにもほぼ取り上げられず、埋もれた作品になった感じだけど、それを超越する興味をそそられるタイトルで見始めた。冒頭、いきなり「Dentsu」とか出てきた時には「ありゃりゃ〜」となるも、ファーストカットから最後に至るまで北野武風の撮影と編集の仕方で(物語の内容や方向性は全然違うけど)、淡々と映画が進行していくのにすっかり惹き込まれた。エキストラの仕事を淡々と描写する前半部分には、その淡々さとは裏腹に、とてもゾクゾクさせられた。この時点で「これは面白い映画だな」とわかるのよね、やっぱり。 ただ実際には「映画が進行」というほどの話の内容もなく、大きなあらすじも大した話ではない。しかし、普通の「映画鑑賞」の姿勢で見ていると「えっ?!」と思わされる編集がなされていて、この淡々とした映像とトリッキーな演出があまりに相反するものすぎて、とても面白かった。野波麻帆と暮らしているのかと思いきや…というような。 エキストラとはいえ、役をもらうこともあるので、実際には「俳優」の端っこにはいる感じの主人公が、ラスト、妹の前で「演じ続ける」様子は、香川照之の真骨頂だと思う(韓国映画「スリープ」にも似たような展開があった)。やはりこの人を失くしたことは惜しい。失くしてないけど…そろそろ禊も済んだろうから、俳優として一から出直してもらいたいです。 クレジット見たら、監督・脚本・編集を三人でやっていたようで、Wiki読んで納得。制作体制が斬新。なるほどだから電通なのかな…最初に電通が制作とかやばすぎじゃん、と思ってしまったことは謝ります。ものすごく好きな映画でした。ただ、ちょっと北野映画に汚染されすぎている気もしたので、星は半分減らしました。面白かったよ。 【視聴:Amazon Prime】
亮一
5.0
名前だけのタイトル 何なんだ!想像力を掻き立てる。淡々と物語が続く 疑問を投げかけられて最後に回収されるが多くを語らない分やはり想像力を掻き立てられた。アパートの美人の同居人 現実かと思っていたら騙された。香川さんがエキストラ役なんだけどやはり存在感半端ないオーラ出まくり、それを抑えエキストラに徹しているところやはり名俳優です。素直によかった。
my life
3.5
個人的に好きそうな類いだと思い「宮松と山下」を初鑑賞してみた。例によって内容は何も知らないが雰囲気は好みだと予想。 主演は香川照之。メディアから、ぽっかりと姿が消えたみたいだが、こんなトコロにいたんやね。まだ、新しい作品みたいなので触れてみよう。 どうやら、記憶をなくした男の話である。香川照之×記憶をなくした男と言うと、真っ先に「鍵泥棒のメソッド」を思い出してしまう。 相変わらず、記憶をなくした男の演技が上手いなぁ。「鍵泥棒のメソッド」でも多分、同じようなコメントをしたが記憶が無い時と記憶が戻った時の自然な演技はやはり秀でている。 さてと、この映画のちょっぴり斬新なトコロは記憶をなくした男がエキストラ役の俳優であるコト。現実か演技の中の世界かを、わざと分かりづらいようにしている。 ふ~む、余り本編には関係無いがアレが演技の中の世界とはね。騙されちゃうね。全くもって余談やけど、この発想を最後のオチに持ってきたら別の意味で面白い映画になっていたかも…なんて。 まぁまぁ、そんな個人的な妄想話はさておき、タクシー運転手をしていた時の同僚が登場し急展開を迎える。どちらと言えば、ここからが重要な展開やんね。 妹の中越典子と、その夫となる津田寛治。まぁ、当の本人には記憶が無いので、ぎこちない関係だ。さてと、こうなれば気になるのは記憶が戻る瞬間。 フムフム、ソコで分かるのね。「鍵泥棒のメソッド」では聴覚に関わるコトで戻ったが、やはり五感が関係しているのね。 いやでも、もしかしたら記憶をなくしていないと言う線もあるのかな…なんて思うがほんまのトコロは、どうなんやろう。香川照之の存在感は、やはり際立つものだと感じた今日この頃。
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