星ゆたか3.52022.2 『私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、ひと呼んでフーテンの寅と発します。』 映画のタイトル・バックに山本直純さんの名曲ともに、渥美清さんのこのナレーションが流れると、もうそこは人懐っこい映画の“ふるさと”に手招きされる。 監督・山田洋次さんが渥美清さんの話(若い頃知りあい覚えた)から、そのテキ屋の口上があまりにも面白く、まずテレビの連続ドラマとして書きあげた。そして最終回からの反響の大きさに、映画会社も当時はテレビでやったものなんて?(今じゃ、テレビで当たったからと考える)といぶかしがったが映画化。しかし興行のふたを開けてみたら、これが大当たり、以降48作(近年さらに1作加え)ギネス・ブックに登録される世界映画史上まれにみる長ロング・シリーズ作品となった。これは第一作目。(妹の“さくら”さんとの再会。そして博さんとの結婚までの話。) 主人公の寅さんは自由で放浪の身、故郷・東京柴又の人々は地道に生活する状況。ロマンチストの寅さんが旅先で知りあった困った女の人を、故郷の人たちは、温かく受け入れてくれる。寅さんの嫁さんにどうかと心配させる“おかげ”で、故郷の皆も幸せを、しみじみ実感できる機会を得られる訳だ。だから、(毎回そうゆう状況ということ)これはもう双方なくてはならない存在ということになる。シリーズ中数々の名シーン・名ゼリフが寅さんの口上で聞かれる訳ではあるが‥‥‥‥。 そこで渥美清さん(1928~1996)のあの話芸の秘密。 彼は小学生の頃、病気がちで長期欠席して家で寝ていることが多かった。その孤独な療養中、もっぱらラジオの話芸を心の慰めにしていたという。戦争中のことで、徳川夢声による吉川英治の「宮本武蔵」の朗読などを、懸命に看病してくれていた母に語って聞かせた。母親はうなずきながら聞いてくれたという。そして学校の教師も彼の“お話”の上手さを評価してくれて、雨で運動場が使えない時などは、みんなで彼の“お話”を聞くことにしたりした。そんな時には隣のクラスからも先生ごと聞きに来たりしたそうである。個性とゆとりの教育のうらやましい話だ。社会に出てからも、友達とお店で話していると、女店員たちが集まってきたというから、その話芸は本物で筋金入りである。 よく同じ話の映画をそんなに見るか?という感じを持つかも知れないが、これは人情落語を話がわかっていても聞くように、名人芸を堪能するのである。좋아요3댓글0
tanmen4293.5アニメを実写化したかのような強烈な世界観とキャラクター。トラブルメーカーでありながら人の心をつかむカリスマ。日常できくあの言葉もこの言葉も寅さんが言ってたんだと初めて知った。永遠のカタルシスヒーロー!おもしろかった좋아요2댓글0
アリちゃんパパ4.0テキ屋ではみ出し者の車寅次郎は、ホームドラマ主体の松竹大船映画とは水と油な筈なのですが、山田監督と渥美清の共同作業によって生み出された寅さんの圧倒的な魅力と落語人情噺に裏打ちされた山田さんの作劇力とが相まって、日本映画史上最強の喜劇シリーズが誕生しました。本作は、その第1作であり、寅さん映画の骨格を作り上げた傑作です。 寅さんとサクラの再会シーンには、泣かされました。좋아요1댓글0
Agent Y
3.0
改めて観ると寅さんの笑えるクズっぷりがこんなにだっけな、と感じた。
星ゆたか
3.5
2022.2 『私、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、ひと呼んでフーテンの寅と発します。』 映画のタイトル・バックに山本直純さんの名曲ともに、渥美清さんのこのナレーションが流れると、もうそこは人懐っこい映画の“ふるさと”に手招きされる。 監督・山田洋次さんが渥美清さんの話(若い頃知りあい覚えた)から、そのテキ屋の口上があまりにも面白く、まずテレビの連続ドラマとして書きあげた。そして最終回からの反響の大きさに、映画会社も当時はテレビでやったものなんて?(今じゃ、テレビで当たったからと考える)といぶかしがったが映画化。しかし興行のふたを開けてみたら、これが大当たり、以降48作(近年さらに1作加え)ギネス・ブックに登録される世界映画史上まれにみる長ロング・シリーズ作品となった。これは第一作目。(妹の“さくら”さんとの再会。そして博さんとの結婚までの話。) 主人公の寅さんは自由で放浪の身、故郷・東京柴又の人々は地道に生活する状況。ロマンチストの寅さんが旅先で知りあった困った女の人を、故郷の人たちは、温かく受け入れてくれる。寅さんの嫁さんにどうかと心配させる“おかげ”で、故郷の皆も幸せを、しみじみ実感できる機会を得られる訳だ。だから、(毎回そうゆう状況ということ)これはもう双方なくてはならない存在ということになる。シリーズ中数々の名シーン・名ゼリフが寅さんの口上で聞かれる訳ではあるが‥‥‥‥。 そこで渥美清さん(1928~1996)のあの話芸の秘密。 彼は小学生の頃、病気がちで長期欠席して家で寝ていることが多かった。その孤独な療養中、もっぱらラジオの話芸を心の慰めにしていたという。戦争中のことで、徳川夢声による吉川英治の「宮本武蔵」の朗読などを、懸命に看病してくれていた母に語って聞かせた。母親はうなずきながら聞いてくれたという。そして学校の教師も彼の“お話”の上手さを評価してくれて、雨で運動場が使えない時などは、みんなで彼の“お話”を聞くことにしたりした。そんな時には隣のクラスからも先生ごと聞きに来たりしたそうである。個性とゆとりの教育のうらやましい話だ。社会に出てからも、友達とお店で話していると、女店員たちが集まってきたというから、その話芸は本物で筋金入りである。 よく同じ話の映画をそんなに見るか?という感じを持つかも知れないが、これは人情落語を話がわかっていても聞くように、名人芸を堪能するのである。
tanmen429
3.5
アニメを実写化したかのような強烈な世界観とキャラクター。トラブルメーカーでありながら人の心をつかむカリスマ。日常できくあの言葉もこの言葉も寅さんが言ってたんだと初めて知った。永遠のカタルシスヒーロー!おもしろかった
樹佳
4.0
相変わらず馬鹿か?
アリちゃんパパ
4.0
テキ屋ではみ出し者の車寅次郎は、ホームドラマ主体の松竹大船映画とは水と油な筈なのですが、山田監督と渥美清の共同作業によって生み出された寅さんの圧倒的な魅力と落語人情噺に裏打ちされた山田さんの作劇力とが相まって、日本映画史上最強の喜劇シリーズが誕生しました。本作は、その第1作であり、寅さん映画の骨格を作り上げた傑作です。 寅さんとサクラの再会シーンには、泣かされました。
けいちゃん
5.0
温かさと、切なさと、可笑しみとのオンパレード。渥美清さんの表情で、三回泣いてしまった…
yasu
4.5
志村喬、泣かせる!
Snowy
4.5
4.7
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