cocoa3.0母親と父親を相次いで亡くした三兄弟。 19歳の兄ジャック、17歳の妹リザ、そして末っ子は10歳の弟マティス。 女性検事の元で親戚も集まり彼らの今後を話し合う。 「離れたくない。一緒に暮らす。」とマティスは思い、3人で暮らすことになる。 突然、責任と重圧がかかった長男ジャック。 兄弟それぞれの気持ちを描きながら何とか再生していく…そんなお話。 母親はおそらく闘病の末に亡くなっている。 そのショックから父親は人生に迷い、何やら薬物の取引などをしていた様子。 トラブルか何かで自ら人生を終えた父親…無責任だが珍しくはないかも。 兄のジャックはまだまだ大人になりきれない。 彼なりに懸命にマティスの世話をしているけど、好きなように自由に生きたい。 でもそれは責めることはできないと思った。 弟のマティスはちょっと肥満気味だがブロンズのカーリーヘアは洒落ている。 (ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントを彷彿させる) マティスが兄に「人前で泣きたくなったらどうする?」と尋ねるシーンがたまらない。 兄は「一人になる。無理なら(仮面のように)顔をつくる。」と答えるのですが、そんな兄だって夜のベランダで咽び泣くのです。 スペインまで行って「ハムの原木」を手に入れその後の顛末。 イグアナの存在。 失いそうな美しい場面をカメラでひたすら撮るマティス。 そんなエピソードを入れながら、兄弟たちの苦しみを描いています。 ジャックの彼女が言った…「死にとらわれて過去ばかり見てるから本当の大人になれない。」そんな言葉がジャックの気付きにつながったのか。 妹リザだって辛い思いをしているし。 マティスは同じ境遇のガールフレンドが出来てもまた別れがやってくる。 そんな3人が海の中で抱擁しあい、気持ちの繋がりが強くなったのは救いでした。 唐突に海のシーンで終わる、ザ・フランス映画でした。 ジャックを演じたケイシー・モッテ・クラインは見たことがあると思ったらドヌーヴと共演した「見えない太陽」の役者でした。 イスラム教徒になりISに入る孫を演じていたけど、どちらも家庭に恵まれず尖った役どころ。 これからもフランス映画で見かけることでしょう。가장 먼저 좋아요를 누르세요댓글0
akubi3.0抱きしめてあげるひとがまだ必要なころに、大人になることを強いられたおにいちゃん。いくつもの涙と感情をのみこんで、泣き方を忘れて哀しみに嫉妬し同情を憎んでいる。 目にみえる確かな記憶を繋ぎ止めておくかのように、カメラを手放さないおとうと。美しいものはすべて消えてなくなってしまうと信じているみたいに。 月夜の海のなかでしか抱きあうことができなくても、罵りあうことでしか愛を示せなくても。彼らは彼らを照らす彼らだけの光を、きっと見つけることができる。あの腫らした瞳の奥には希望が宿っていた。가장 먼저 좋아요를 누르세요댓글0
cocoa
3.0
母親と父親を相次いで亡くした三兄弟。 19歳の兄ジャック、17歳の妹リザ、そして末っ子は10歳の弟マティス。 女性検事の元で親戚も集まり彼らの今後を話し合う。 「離れたくない。一緒に暮らす。」とマティスは思い、3人で暮らすことになる。 突然、責任と重圧がかかった長男ジャック。 兄弟それぞれの気持ちを描きながら何とか再生していく…そんなお話。 母親はおそらく闘病の末に亡くなっている。 そのショックから父親は人生に迷い、何やら薬物の取引などをしていた様子。 トラブルか何かで自ら人生を終えた父親…無責任だが珍しくはないかも。 兄のジャックはまだまだ大人になりきれない。 彼なりに懸命にマティスの世話をしているけど、好きなように自由に生きたい。 でもそれは責めることはできないと思った。 弟のマティスはちょっと肥満気味だがブロンズのカーリーヘアは洒落ている。 (ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントを彷彿させる) マティスが兄に「人前で泣きたくなったらどうする?」と尋ねるシーンがたまらない。 兄は「一人になる。無理なら(仮面のように)顔をつくる。」と答えるのですが、そんな兄だって夜のベランダで咽び泣くのです。 スペインまで行って「ハムの原木」を手に入れその後の顛末。 イグアナの存在。 失いそうな美しい場面をカメラでひたすら撮るマティス。 そんなエピソードを入れながら、兄弟たちの苦しみを描いています。 ジャックの彼女が言った…「死にとらわれて過去ばかり見てるから本当の大人になれない。」そんな言葉がジャックの気付きにつながったのか。 妹リザだって辛い思いをしているし。 マティスは同じ境遇のガールフレンドが出来てもまた別れがやってくる。 そんな3人が海の中で抱擁しあい、気持ちの繋がりが強くなったのは救いでした。 唐突に海のシーンで終わる、ザ・フランス映画でした。 ジャックを演じたケイシー・モッテ・クラインは見たことがあると思ったらドヌーヴと共演した「見えない太陽」の役者でした。 イスラム教徒になりISに入る孫を演じていたけど、どちらも家庭に恵まれず尖った役どころ。 これからもフランス映画で見かけることでしょう。
akubi
3.0
抱きしめてあげるひとがまだ必要なころに、大人になることを強いられたおにいちゃん。いくつもの涙と感情をのみこんで、泣き方を忘れて哀しみに嫉妬し同情を憎んでいる。 目にみえる確かな記憶を繋ぎ止めておくかのように、カメラを手放さないおとうと。美しいものはすべて消えてなくなってしまうと信じているみたいに。 月夜の海のなかでしか抱きあうことができなくても、罵りあうことでしか愛を示せなくても。彼らは彼らを照らす彼らだけの光を、きっと見つけることができる。あの腫らした瞳の奥には希望が宿っていた。
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