88分のプロモーション・ビデオを見ているようです。 もちろん曲も良いし、演奏中の4人の表情が最高ですね。 おじいさんがユーモラスで笑えます。

リアルタイムに劇場で観た作品だが、あの時の熱狂は何だったんだろうか。 デビューアルバムの出来が素晴らしく、反体制的なスタイルも若者に受け入れ易く、瞬く間に世界のアイドルに駆け上った。 初めての映画である本作も実験的ではあるが、とても面白くできており、映画館で驚喜したものだ。 ジョージが年上の三人に囲まれ、はしゃいでいる様子がかわいい。

若い頃のビートルズがひたすら格好良い〜！ 劇中の音楽の歌詞が全て日本語に訳されていて、 なぜこのシーンでこの音楽が使われているのか ビートルズの楽曲に詳しくなくても分かった。 列車やクラブ、レコーディングの風景など 当時のイギリスの雰囲気が伝わるのも良い。 あらすじとしては極めてありきたり、 またポールの祖父が最初からごく自然に紛れ込んでいるのが、少なくともビートルズファンではない私にはどうしても不自然に感じられた。 ビートルズのファンの人が見たらとっても満足度の高い作品なのだと思う。 ファンで無くても格好良かったが。(2回目)