てっぺい3.5【ショー映画】 “マジシャン×謎解き”で考えうる魅力が全て詰まった作品。役者の熱演に巧みな演出も加わり、軽快に謎が解かれていく様は、まるで映画全てが一つのマジックショーを見ているよう。 ◆トリビア ◉#全マジックを福山自身が実演 福山雅治は、撮影の数か月前からマジックを特訓し、劇中のマジックはすべて自ら演じたという。福山の飲みこみの早さに、スタッフの要望はむしろエスカレートしていったと明かす。 ▷福山「結果として、本当にフィジカルにやっているマジックがあることで、作品の説得力が生まれたので提案してもらってよかった」 (https://www.tokyoheadline.com/817228/) ◉#口と手と音と 有村架純は、福山が日常からコインを手放さず練習し、マジックをしながら台詞を言うという難業をこなした事に心底驚いたという。 ▷有村「本当に難しい事。ましてや音楽活動をされながら。私にはそのキャパシティは持てない。どうなってるんだろう?って思いました」 (https://www.youtube.com/watch?v=oBhgjUU3aDY) ◉#指の痛みに隠された努力 福山は4か月以上マジックに向き合い、半年かかると言われる“コインロール”や“パーム”を驚異的な速さで習得。その事で指の筋肉を痛めたが誰にも言わず、ツアーでギターを弾き続けていたという。 ▷監督「ギタリストとしての指の使い方を犠牲にしてまでマジックの練習をしてくれたことには感謝しかありません。」 (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#叔父さんは福山のアイデア 福山は脚本から参加。武史の多面性にこだわり、真世から「叔父さん」と呼ばれることに引っかかるのも福山から出たアイディアで、脚本段階からそこまで役を深く読み込んでいた。 ▷”ブラック・ショーマン=神尾武史は、福山を代表する新たなキャラクターになるはずだ” (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#体に沁み込ませたマジック 免許証を口から出すマジックシーンも福山のアイデア。実はもっと難易度の低かったマジックを、「武史だったらこうすると思う」と自ら考案したという。さらにこれを撮影初日、あっさりやってのける福山に現場の士気は高まった。時にはトランプを操るシーンで、カードを隠す必要のないところでも「クセで」消してしまうというハプニングも起きるほど、マジックが体にしみ込んでいたという。 (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#丸二日でもまだまだいけます 製作陣が「圧倒的に一番大変だった」と語る作品冒頭の“サムライ・ゼン”のショーは、ラスト2日間かけて撮影。監督がOKだと思っても福山が“まだまだできます!”と納得いくまでストイックに挑んでいたという。 ▷福山「俳優という仕事は新しいことをやり続けなければいけない仕事なんだなということを、『ブラック・ショーマン』で改めて感じました」 (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#東野圭吾を動かした禁断の一言 東野圭吾が原作を執筆したきっかけは、「ガリレオ」シリーズでタッグを組んだ福山雅治の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉だったという。 ▷「(湯川学を演じる中で)「湯川さんがもしダークサイドの人間だったらどうなっちゃうんだろうな?」っていう考えがずっとあったんです」 (https://www.toho.co.jp/movie/news/black-showman_250811) ◉#父はスマホの中にいた 有村架純は、「父」の存在を自分のなかにしっかりと記憶として残すために、父親役の仲村トオルの写真を待ち受け画面にしていたという。 ▷「自然と父が刷り込まれていく感覚がありました。撮影期間中は、トオルさんご本人のお写真にすごく助けられたところはありますね。」 (https://www.toho.co.jp/movie/news/black-showman_250811) ◉#喪失と駆け引きの演じ分け 有村は真世について、真実を知らないままに父を亡くしたことに対する不甲斐なさと後悔があると分析する。 ▷「そのことはひとつの軸として忘れないように演じました。ただ、真世と叔父さんの駆け引きも魅力なので、テンションをうまく切り替えながら演じる必要があって、その加減、どこまで振り切って演じるのかは、演じていて難しかったです。」 (https://lp.p.pia.jp/article/news/437192/index.html) ◉#原作を越える演技力 原作者の東野圭吾は有村について、原作には書かれていない真世の悩みや葛藤を表現していたことを称賛。 ▷「英一は教師としてしか娘(真世)と接することができなかったし、弟(武史)は勝手にどこか海外に行っちゃうしで、たった一人で家を守っていたわけですよね。だから真世は最後に父親の寂しさを理解したというような演技を、有村さんはされていたんだろうなと。これは原作者としても教えられた気がします。」 (https://blackshowman.jp/talk2.html) ◉#予想は裏切り期待は裏切らない 福山は主題歌『幻界』の制作も担当。武史がベガスで登場感、「It’s Show Time」と言う時の高揚感をイメージしたという。 ▷「“予想は裏切るけど期待は裏切らない”というのがエンターテイメントの本懐だと常々思っています。」 (https://thetv.jp/news/detail/1291858/) ◉#トラップハンド 映画のタイトルは、はじめは原作になぞらえて『名もなき町の殺人』だけだった。その後、黒い魔術師=ブラック・ショーマンと、もうひとつの候補「トラップ・ハンド(罠の手)」の2案から決定。「トラップ・ハンド」は武史の営むバーの店名として、劇中にも登場している。 (https://blackshowman.jp/talk2.html) ◉#マジック監修が銀幕デビュー マジック監修を務めたKiLa自身が、警察官役として有村架純が登場する場面にカメオ出演。 ▷「銀幕デビューしてますよ」「ガチガチです」 (https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202508120000423.html) ◆概要 【原作】 東野圭吾「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(国内累計発行部数はシリーズ累計で100万部を突破) 【監督】 田中亮(「コンフィデンスマンJP」シリーズ) 【出演】 福山雅治、有村架純、仲村トオル、生瀬勝久、成田凌、生田絵梨花、木村昴、森永悠希、秋山寛貴(ハナコ)、犬飼貴丈、岡崎紗絵、丸山智己、濱田マリ、伊藤淳史、森崎ウィン 【主題歌】福山雅治「幻界」 【公開】2025年9月12日 【上映時間】127分 ◆ストーリー コロナウイルス流行後、観光客が遠のき、かつての活気を失ってしまった町で、多くの教え子に慕われていた元中学校教師・神尾英一が何者かに殺害される。父の訃報を受け、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世が、実家のある町に帰ってくる。父はなぜ殺されなければならなかったのか。真実を知りたいと願う真世の前に、元マジシャンの叔父・神尾武史が現れる。かつてラスベガスで名を馳せた武史は、卓越したマジックの腕前とメンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器に、真世とともに事件の謎に挑む。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆ショータイム “サムライ・ゼン”時代のマジックショーから始まる冒頭。敵が花のように散り、武史が入れ替わる、10年前の設定でも十分見応えのあるイリュージョン。武史の本作での名刺代わりに始まったマジックは、口から出すカード、コインロール(左手なのがすごい)、パーム(手からカードが消える)と、至る所で登場し、まるでずっと続くショーを見ているよう。特にこの“マジシャン”である設定をフル活用して、警察に対してもスマホを盗み見し、盗聴し、読心する謎解き無双なのが爽快。“振る舞いからマジシャン然とすべき”と語る福山雅治の、飄々と振る舞う役作りが素晴らしかった。マジックも特訓し、痛めた手でギターも弾いていたとの裏話を知ると、役を成し遂げた彼の本気度を賞賛したい。 ◆バディ 原作者の東野圭吾が“間に恋愛を持ち込みたくない”との事で叔父と姪にしたという2人の関係性。なるほど2人のバディ感は変にこじれず、“叔父さん”の呼び名が気になる武史(これも福山のアイデアらしい)との巧妙なやり取りが見ていて楽しい。そんな駆け引きを演じつつ、父の死への後悔と自責の念を軸にしたという有村架純の演じ分け。それまである意味武史の足手まといのような役どころだった真世が、涙で釘宮を一喝する教室でのシーンにしびれた。巧妙なバディ感もありつつ、一方で武史は飄々と真実を追求し、一方で真世は感情を爆発させる。2人の対照的なキャラクターも、演じた2人の巧みさでより際立っていたと思う。 ◆ラスト 暗転した教室に英一の声が聞こえ、まるで英一本人が尋問を始めるような映画の大詰め。暗い教室はまるで“ブラックショー”の始まり。冒頭で侍の仮面を脱ぐのと同様、英一の仮面を脱ぐような武史の演出は、これから犯人の顔を暴く事の暗示か。武史の顔のお札が飛び出し、釘宮の卒業文集がすり替わる。謎解きが一つのショーとして展開するこの山場は、“マジック×謎解き”が骨子の本作ならではな1番の見せ場。釘宮の映像を加工して“カマをかける”謎解きも本作にしかできない事。これがやりたいがために本作が作られたと思えるほど圧巻な“ショータイム”だった。最後もマジックで姪夫婦の仲を取り持つおまけつき。最後の最後でマジックでは解けない舞台からすっと消える姿こそ、ブラックショーマンの真骨頂だった。 ◆評価(2025年9月12日現在) Filmarks:★×3.8 Yahoo!検索:★×3.6 映画.com:★×3.2 ※個人評価:★×3.5 #ブラックショーマン #映画ブラックショーマン #映画トリビア #役者魂 #撮影秘話 #ガチマジック #指ボロボロ #ギターとマジック 引用元 https://eiga.com/movie/102683/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人좋아요8댓글0
ゆたかマスク2.0東野圭吾さんは好きで結構読んでるんですが、こちらはまだ読んでませんでした。ガリレオあるんだから違う人のほうがいいのにと思ったんですが、スーパースター福山雅治ありきの映画ですね。ファンの方には申し訳ありませんが、ちょっとダサいと思ってしまった。確かにマジシャンって決めゼリフ言う人多いけど。イッツショータイムかぁ。 怪しい人物集めて謎解き披露はよくあるというより、絶対なんですが、大掛かりすぎでしょう。あれを前日から一人で用意してた姿を想像したら、ちょっと笑ってしまった。 木村昴さんがジャイアン過ぎた。何なら他の二人がのび太とスネ夫に見えてきた。 新宿ピカデリー鑑賞。좋아요7댓글0
Yuji Hattori3.0福山でお腹いっぱいになりたい方には、もちろんうってつけ。褒めてます。 エンタメ感も申し分無し。 ただマジシャンなだけに謎解きがチート過ぎるか。 あと木村さんなぁ…声が通り過ぎてるし、これは一般人じゃないよ。 【三毛猫ホームズ】を想起させられる、ちょっとご都合的な娯楽作。좋아요4댓글0
み~太郎4.0原作を読んでます。 まずどうしても比べてしまうのが、ガリレオシリーズ、実験により確証を得て推理をするガリレオと対比させているのでしょう。 主役が同じなので脇役で差がついてしまう、柴咲コウと北村一輝に軍配があがってしまう。 どう見てもガリレオシリーズの方が面白いけれど、続編も出ているのでコレからは東野圭吾がいかに福山雅治を意識して書くかによって、映画も変わって行くでしょう。좋아요4댓글0
KaoriKuroki2.5東野圭吾、福山雅治で期待しすぎたかな、、、? ガリレオみたいな推理や複雑さを期待してしまったけど、割とシンプル? 中弛みしてしまって初めて映画見ながら寝てしまいました。 クライマックスは、良かった、、、?けど、木村昴がジャイアンすぎた笑 期待しすぎたのですね。좋아요3댓글0
Masaaki Kondou3.5福山のカッコ良さと有村架純の演技の素晴らしさが際立った作品 成田さんのオーラの消しかたがすごいはじめ知らない俳優さんだと思った ストーリーも単純だけど面白かった좋아요3댓글0
てっぺい
3.5
【ショー映画】 “マジシャン×謎解き”で考えうる魅力が全て詰まった作品。役者の熱演に巧みな演出も加わり、軽快に謎が解かれていく様は、まるで映画全てが一つのマジックショーを見ているよう。 ◆トリビア ◉#全マジックを福山自身が実演 福山雅治は、撮影の数か月前からマジックを特訓し、劇中のマジックはすべて自ら演じたという。福山の飲みこみの早さに、スタッフの要望はむしろエスカレートしていったと明かす。 ▷福山「結果として、本当にフィジカルにやっているマジックがあることで、作品の説得力が生まれたので提案してもらってよかった」 (https://www.tokyoheadline.com/817228/) ◉#口と手と音と 有村架純は、福山が日常からコインを手放さず練習し、マジックをしながら台詞を言うという難業をこなした事に心底驚いたという。 ▷有村「本当に難しい事。ましてや音楽活動をされながら。私にはそのキャパシティは持てない。どうなってるんだろう?って思いました」 (https://www.youtube.com/watch?v=oBhgjUU3aDY) ◉#指の痛みに隠された努力 福山は4か月以上マジックに向き合い、半年かかると言われる“コインロール”や“パーム”を驚異的な速さで習得。その事で指の筋肉を痛めたが誰にも言わず、ツアーでギターを弾き続けていたという。 ▷監督「ギタリストとしての指の使い方を犠牲にしてまでマジックの練習をしてくれたことには感謝しかありません。」 (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#叔父さんは福山のアイデア 福山は脚本から参加。武史の多面性にこだわり、真世から「叔父さん」と呼ばれることに引っかかるのも福山から出たアイディアで、脚本段階からそこまで役を深く読み込んでいた。 ▷”ブラック・ショーマン=神尾武史は、福山を代表する新たなキャラクターになるはずだ” (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#体に沁み込ませたマジック 免許証を口から出すマジックシーンも福山のアイデア。実はもっと難易度の低かったマジックを、「武史だったらこうすると思う」と自ら考案したという。さらにこれを撮影初日、あっさりやってのける福山に現場の士気は高まった。時にはトランプを操るシーンで、カードを隠す必要のないところでも「クセで」消してしまうというハプニングも起きるほど、マジックが体にしみ込んでいたという。 (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#丸二日でもまだまだいけます 製作陣が「圧倒的に一番大変だった」と語る作品冒頭の“サムライ・ゼン”のショーは、ラスト2日間かけて撮影。監督がOKだと思っても福山が“まだまだできます!”と納得いくまでストイックに挑んでいたという。 ▷福山「俳優という仕事は新しいことをやり続けなければいけない仕事なんだなということを、『ブラック・ショーマン』で改めて感じました」 (https://blackshowman.jp/productionnotes.html) ◉#東野圭吾を動かした禁断の一言 東野圭吾が原作を執筆したきっかけは、「ガリレオ」シリーズでタッグを組んだ福山雅治の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉だったという。 ▷「(湯川学を演じる中で)「湯川さんがもしダークサイドの人間だったらどうなっちゃうんだろうな?」っていう考えがずっとあったんです」 (https://www.toho.co.jp/movie/news/black-showman_250811) ◉#父はスマホの中にいた 有村架純は、「父」の存在を自分のなかにしっかりと記憶として残すために、父親役の仲村トオルの写真を待ち受け画面にしていたという。 ▷「自然と父が刷り込まれていく感覚がありました。撮影期間中は、トオルさんご本人のお写真にすごく助けられたところはありますね。」 (https://www.toho.co.jp/movie/news/black-showman_250811) ◉#喪失と駆け引きの演じ分け 有村は真世について、真実を知らないままに父を亡くしたことに対する不甲斐なさと後悔があると分析する。 ▷「そのことはひとつの軸として忘れないように演じました。ただ、真世と叔父さんの駆け引きも魅力なので、テンションをうまく切り替えながら演じる必要があって、その加減、どこまで振り切って演じるのかは、演じていて難しかったです。」 (https://lp.p.pia.jp/article/news/437192/index.html) ◉#原作を越える演技力 原作者の東野圭吾は有村について、原作には書かれていない真世の悩みや葛藤を表現していたことを称賛。 ▷「英一は教師としてしか娘(真世)と接することができなかったし、弟(武史)は勝手にどこか海外に行っちゃうしで、たった一人で家を守っていたわけですよね。だから真世は最後に父親の寂しさを理解したというような演技を、有村さんはされていたんだろうなと。これは原作者としても教えられた気がします。」 (https://blackshowman.jp/talk2.html) ◉#予想は裏切り期待は裏切らない 福山は主題歌『幻界』の制作も担当。武史がベガスで登場感、「It’s Show Time」と言う時の高揚感をイメージしたという。 ▷「“予想は裏切るけど期待は裏切らない”というのがエンターテイメントの本懐だと常々思っています。」 (https://thetv.jp/news/detail/1291858/) ◉#トラップハンド 映画のタイトルは、はじめは原作になぞらえて『名もなき町の殺人』だけだった。その後、黒い魔術師=ブラック・ショーマンと、もうひとつの候補「トラップ・ハンド(罠の手)」の2案から決定。「トラップ・ハンド」は武史の営むバーの店名として、劇中にも登場している。 (https://blackshowman.jp/talk2.html) ◉#マジック監修が銀幕デビュー マジック監修を務めたKiLa自身が、警察官役として有村架純が登場する場面にカメオ出演。 ▷「銀幕デビューしてますよ」「ガチガチです」 (https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202508120000423.html) ◆概要 【原作】 東野圭吾「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(国内累計発行部数はシリーズ累計で100万部を突破) 【監督】 田中亮(「コンフィデンスマンJP」シリーズ) 【出演】 福山雅治、有村架純、仲村トオル、生瀬勝久、成田凌、生田絵梨花、木村昴、森永悠希、秋山寛貴(ハナコ)、犬飼貴丈、岡崎紗絵、丸山智己、濱田マリ、伊藤淳史、森崎ウィン 【主題歌】福山雅治「幻界」 【公開】2025年9月12日 【上映時間】127分 ◆ストーリー コロナウイルス流行後、観光客が遠のき、かつての活気を失ってしまった町で、多くの教え子に慕われていた元中学校教師・神尾英一が何者かに殺害される。父の訃報を受け、2カ月後に結婚を控えていた娘の神尾真世が、実家のある町に帰ってくる。父はなぜ殺されなければならなかったのか。真実を知りたいと願う真世の前に、元マジシャンの叔父・神尾武史が現れる。かつてラスベガスで名を馳せた武史は、卓越したマジックの腕前とメンタリスト級の観察眼、誘導尋問を武器に、真世とともに事件の謎に挑む。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆ショータイム “サムライ・ゼン”時代のマジックショーから始まる冒頭。敵が花のように散り、武史が入れ替わる、10年前の設定でも十分見応えのあるイリュージョン。武史の本作での名刺代わりに始まったマジックは、口から出すカード、コインロール(左手なのがすごい)、パーム(手からカードが消える)と、至る所で登場し、まるでずっと続くショーを見ているよう。特にこの“マジシャン”である設定をフル活用して、警察に対してもスマホを盗み見し、盗聴し、読心する謎解き無双なのが爽快。“振る舞いからマジシャン然とすべき”と語る福山雅治の、飄々と振る舞う役作りが素晴らしかった。マジックも特訓し、痛めた手でギターも弾いていたとの裏話を知ると、役を成し遂げた彼の本気度を賞賛したい。 ◆バディ 原作者の東野圭吾が“間に恋愛を持ち込みたくない”との事で叔父と姪にしたという2人の関係性。なるほど2人のバディ感は変にこじれず、“叔父さん”の呼び名が気になる武史(これも福山のアイデアらしい)との巧妙なやり取りが見ていて楽しい。そんな駆け引きを演じつつ、父の死への後悔と自責の念を軸にしたという有村架純の演じ分け。それまである意味武史の足手まといのような役どころだった真世が、涙で釘宮を一喝する教室でのシーンにしびれた。巧妙なバディ感もありつつ、一方で武史は飄々と真実を追求し、一方で真世は感情を爆発させる。2人の対照的なキャラクターも、演じた2人の巧みさでより際立っていたと思う。 ◆ラスト 暗転した教室に英一の声が聞こえ、まるで英一本人が尋問を始めるような映画の大詰め。暗い教室はまるで“ブラックショー”の始まり。冒頭で侍の仮面を脱ぐのと同様、英一の仮面を脱ぐような武史の演出は、これから犯人の顔を暴く事の暗示か。武史の顔のお札が飛び出し、釘宮の卒業文集がすり替わる。謎解きが一つのショーとして展開するこの山場は、“マジック×謎解き”が骨子の本作ならではな1番の見せ場。釘宮の映像を加工して“カマをかける”謎解きも本作にしかできない事。これがやりたいがために本作が作られたと思えるほど圧巻な“ショータイム”だった。最後もマジックで姪夫婦の仲を取り持つおまけつき。最後の最後でマジックでは解けない舞台からすっと消える姿こそ、ブラックショーマンの真骨頂だった。 ◆評価(2025年9月12日現在) Filmarks:★×3.8 Yahoo!検索:★×3.6 映画.com:★×3.2 ※個人評価:★×3.5 #ブラックショーマン #映画ブラックショーマン #映画トリビア #役者魂 #撮影秘話 #ガチマジック #指ボロボロ #ギターとマジック 引用元 https://eiga.com/movie/102683/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
ゆたかマスク
2.0
東野圭吾さんは好きで結構読んでるんですが、こちらはまだ読んでませんでした。ガリレオあるんだから違う人のほうがいいのにと思ったんですが、スーパースター福山雅治ありきの映画ですね。ファンの方には申し訳ありませんが、ちょっとダサいと思ってしまった。確かにマジシャンって決めゼリフ言う人多いけど。イッツショータイムかぁ。 怪しい人物集めて謎解き披露はよくあるというより、絶対なんですが、大掛かりすぎでしょう。あれを前日から一人で用意してた姿を想像したら、ちょっと笑ってしまった。 木村昴さんがジャイアン過ぎた。何なら他の二人がのび太とスネ夫に見えてきた。 新宿ピカデリー鑑賞。
うにゃ
3.0
스포일러가 있어요!!
Yuji Hattori
3.0
福山でお腹いっぱいになりたい方には、もちろんうってつけ。褒めてます。 エンタメ感も申し分無し。 ただマジシャンなだけに謎解きがチート過ぎるか。 あと木村さんなぁ…声が通り過ぎてるし、これは一般人じゃないよ。 【三毛猫ホームズ】を想起させられる、ちょっとご都合的な娯楽作。
み~太郎
4.0
原作を読んでます。 まずどうしても比べてしまうのが、ガリレオシリーズ、実験により確証を得て推理をするガリレオと対比させているのでしょう。 主役が同じなので脇役で差がついてしまう、柴咲コウと北村一輝に軍配があがってしまう。 どう見てもガリレオシリーズの方が面白いけれど、続編も出ているのでコレからは東野圭吾がいかに福山雅治を意識して書くかによって、映画も変わって行くでしょう。
雀鳥
1時間くらいでリタイア 舞台設定とキャラ設定と演出のある種のわざとらしさ強引さは抜いても 『アウトローな天才様』が全然合わない
KaoriKuroki
2.5
東野圭吾、福山雅治で期待しすぎたかな、、、? ガリレオみたいな推理や複雑さを期待してしまったけど、割とシンプル? 中弛みしてしまって初めて映画見ながら寝てしまいました。 クライマックスは、良かった、、、?けど、木村昴がジャイアンすぎた笑 期待しすぎたのですね。
Masaaki Kondou
3.5
福山のカッコ良さと有村架純の演技の素晴らしさが際立った作品 成田さんのオーラの消しかたがすごいはじめ知らない俳優さんだと思った ストーリーも単純だけど面白かった
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