1人で観て、たまらなく皆と議論したくなった！原作が貫井さんとも監督が石井さんとも知らずに観たけど、さすがの重厚感でした！数日この作品が頭から離れなかった。取るに足らないような、日常に溢れているような微罪、それが重なると人命さえ奪う結果を招く。被害者になっても怒りの矛先がない。でもその恐ろしさに気付かずに、今日も誰もが微罪を重ねていく、被害者さえも。。。こっわ〜！

以前鑑賞したときにメモを残していたのを見つけたので、こちらでも記録。忘れてた感情を思い出した。 ・・・ 見終わった今、やり場のないモヤモヤがすごい… 自分の行動を改めようと思うキッカケをくれたので、忘備録。 いろんな人の、「これくらいいっか」という小さな悪事の積み重ねで、幼い命が失われる。 これは究極の話だけど、自分の軽率な行動が、知らないところで迷惑行為になっていることって絶対にあると思う…。だから話の中で描かれていた「小さな悪」が他人事として考えられなかった。 所々に「小さな優しさ」が存在していたことが、せめてもの救いでしょうか…。 見終わって調べていたら、監督は「舟を編む」や「世界はいつでも最高密度の青色だ」を撮った石井監督、原作は「愚行録」の作者なのだと知る。なるほど、だから全体的に好きなテイストだったのかな、と納得。 やっぱり、私はハッピーエンドよりバッドエンドな結末で、その余韻に浸ることが好きみたいである…笑